スマホのGPSはとても精度が高く、カーナビとしても十分使えるレベルです。
自分自身も、タブレットで無料で使えるカーナビをもうずいぶん長く使っています。Yahooカーナビを使ってますが、運転が終わるとその運転の評価がされるんです。加速がどうとか。そういうのもGPSの履歴で分かることなんですね。
スマホで交通違反を判別
たしかに、1分後どこにいるかのデータ次第で、その瞬間どれくらいのスピードを出していたかわかりますよね。運送会社は、こういったデータをもとにドライバーがスピード違反をしていたり、右折禁止のところに入ったりしていないかをジャッジするシステムを取り入れるそうです。
スマホのGPSを利用し交通違反を見える化 実証試験を開始 – ライブドアニュース
こういったデータから、ドライバーの癖を見抜くこともできるそうです。
もっともプロドライバーですからこういった管理も当然かもしれませんが、ちょっと管理されてる感もすごいですよね。もちろん、警察がこういったデータを利用してあとからスピード違反を摘発することはないはずです。
使える幅の広がる車のGPS
自動車がGPSとネットワークにつながることで、かなりいろいろなことができるようになります。Amazonのプライムでその日の配送をすると、自分の荷物を積んだトラックがどこを走っているのかを地図で確認することができます。これは急ぎで注文しているこちら利用者側としてはかなり便利なシステムです。ヨドバシカメラのエクストリーム便も直前で何時ごろ荷物が届くのかが分単位で連絡がきます。これもGPSで現在どこにいるかを把握できているからでしょう。
タクシーの配車アプリでも、現在、どこをタクシーが走っているかをリアルタイムで確認することもできます。駅などでのタクシー利用では必要ないかもしれませんが、街中でタクシーを拾いたいときはこんなに便利なシステムはありませんね。
アメリカではいつ帰ってくるかわからないトラック運転手が、家に近づいてくると「おかえりなさいランプ」が点灯するカレンダーなんかもあるみたいですが、GPSを利用することで今までできなかったこともできるようになりますね。
どこまで監視してOK?なんでもできるスマホとGPS
もっとも、今はやろうと思わばいろんなことができちゃいます。数年前に問題にもなりましたが、彼氏彼女の間でお互いを監視できるアプリがありましたね。位置情報だけでなく通話履歴などまでもわかってしまうものです。中には、相手のカメラを遠隔操作して、どんな状況かをチェックするアプリもあるそうですよ。
もちろん同意がありインストールしているわけではありますが、この監視もいくらでもやりやすくなるところで、どこまでラインを引くかの難しさを感じます。
最近のカップルは、相手を必ずGPSで所在地がわかるようにしておかないといけない、っていう人もいるみたいですね。
うーん、ハイテク好きの彩雨さんといえど、これはさすがにきついなぁ。いや、別にやましいことがあるわけじゃないですけどね。