なんとYahoo!ジオシティーズのサービス終了が発表されました。
寂しい…個人ホームページというインターネットの一つの時代が終わりですね。
ジオシティーズがサービス終了
ジオシティーズというのは無料でホームページを作ることができるレンタルサーバーのサービスです。
もともとは海外のサービスでしたが、日本でもいち早くサービスを展開しました。日本法人はその後Yahooに吸収され、今はYahooが運営しています。
無料であるかわりに、広告が問答無用で表示されました。
懐かしいですね。実は自分も最初のホームページはジオシティーズで作ったと思います。もしかしたら今も残ってたりして?
ジオシティーズはその名の通り「街」のようにホームページをとらえていまして、ホームページのアドレスもWallStreetとかBroadwayとか、ホームページのテーマに合わせたアドレスになるような仕組みになっていました。
そのため、ホームページのアドレスがどうしても長くなってしまうんですよね。そんなところも懐かしい。
SNSが台頭し、個人ホームページという概念はなくなりつつあります。そういった時代の流れもありますね。今は個人でホームページあっても、ブログスタイルになるくらいでしょう。通常のホームページを持つ個人は少ないかもしれません。
思い出はなくなる
多くのレンタルサーバーがありますが、このようにいつかなくなってしまうものです。永遠にホームページを残すというのは、しっかり管理していないと無理です。今回のジオシティーズも2020年にデータを削除する旨を発表しています。
ドメインもきちんと更新しなければ残すことはできません。
個人ホームページも懐かしい昔の思い出になるのでしょうが、タンスにしまっておけるように、データを保存しつづけるというのは難しいことなのでしょう。
おそらくあの頃にジオシティーズを利用していた人でも、今も継続して個人ホームページを持っている人はけっこう少数派だと思います。たくさんの懐かしい思い出とともに、インターネット黎明期で新しい文化の形成に一役買ったジオシティーズはその名前とともに消えていきます。ある意味、古文書とかと同じように、データを保存するような団体があってもいいなとも思うんですけど。昔のサイトなんて容量も少ないでしょうし。まぁ、こればかりは個人情報などもありますし、運営費など考えると難しいのでしょう。
関わったスタッフの皆さん、お疲れさまでした。