数多くのサービスが次々と登場するインターネットですが、そういったサービスを丸ごと買ったり売ったりというのは、決して珍しい話ではありません。
ちょうど半沢直樹でもそんな話をやっていますが。
地道に作った会社が乗っ取られる…という話ばかりではなく、より大きな規模でやっていくために買収の話を受ける、というニュアンスです。YouTubeだってInstagramだって大手に買収されているわけです。
サービスだけでも巨額の富を手に入れ、さらにそれを売ることによってまたさらに巨額の富を得るということで、インターネットの世界は一攫千金だなぁと思う話ですね。
TikTokはどうなる
さて先日も話題にあげた、TikTokの話です。
中国系の企業ということで利用を禁止するのではなんて話もありますが、実はこのTikTokを買収しようとしている会社があります
それがあの有名なMicrosoftです。
GoogleはYouTubeを、FacebookはInstagramを持っていますが、やはり大手IT企業なら一つは巨大なSNSサービスを持ちたいところ。TikTokはアメリカでも人気のあるSNSということで、マイクロソフトが本腰を入れてTikTokを買収する流れになっていくことが予想されます。
また、TikTokはTwitterにもこの買収の話を持ち掛けているという話もあります。
Microsoft、そしてTwitter、どちらもアメリカの大きな企業ですが、果たしてどうなるでしょうか。買収が実現したら、おそらく中国とアメリカ間でのここまで大きな規模での買収劇は初めてかなと思います。
トランプはGoサイン
中国系の企業を排除しようと躍起になっているトランプ政権ですが、この買収についてはGoサインをだしています。
むしろその利益を(アメリカ政府に)よこせと言っているとかいないとか。
アメリカ側としても、TikTokを買収することによって中国の内情も把握できるかもしれませんが、逆にアメリカの情報が漏れることもあるのでしょうか?このあたりはどう転んでも一筋縄ではいかないでしょう。
おそらくそう遠くないうちにTikTokの買収話については決着がつくでしょう。日本でもTikTokを禁止するなんて話もありましたが、この話がまとまるかどうか次第でしょうか。