QUESTIONより:異常気象が続く2018年、四季はなくなってしまうのか?


QUESTIONより

こんにちは、ここの所台風が連続できたり、夏場の暑さが尋常ではなかったり、急に冷えてきたり、秋かなと思ったらすぐ冬だったりと日本特有の四季がなくなってきてるように感じます。これについてはどう思われますか?私は熱帯地方のように乾期雨期しかないように感じてしまいます。


9月30日のイベントでの回答希望でしたが、こちらに回させていただきました。

異常気象が続く

今年もまだ終わっていませんが、気象に関するニュースは多かったように思えます。年明けからの1月はすさまじい雪でした。ちょうどツアー中だったので生活への影響はありませんでしたが、おそらく東京もかなり混乱したことかと思います。

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その一方で、夏は暑かったです。とくに夏の前半ですね。日本全国で記録的な猛暑となり、熱中症で体調を崩す人も多かったです。

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残暑はあまりなく、夏の後半から秋にかけては、気候としては過ごしやすかったという印象もあります。しかし、この秋は台風がすさまじかったですね。

こうしてみると、やはり異常気象なのかなと思ってしまいます。日本だけではなく、世界でもいろいろなことが起きています。

一般的には「異常気象」というのは30年に一度ほど起きる稀な気象のことをいいます。ですが、もう最近は毎年のように稀なことが起きているような気さえしますね。

温暖化なのか、寒冷化なのか

ここまで猛暑で、ここまで大雪となると、そのふり幅も激しいなというのが2018年の気候です。

先日、このままいけば気温は2030年には1.5度も暑くなるという報道がありました。

30年に気温1・5度上昇、IPCCが予測報告(読売新聞) – Yahoo!ニュース

その一方で、都市伝説界隈で言われているのは氷河期へ入ろうとしているという話です。氷河期は周期的にやってきますが、本格的に氷漬けになるようなイメージの氷河期ではなく、プチ氷河期とよばれるものです。実際に14世紀あたりから数百年の間は地球もこのプチ氷河期だったといわれています。

これは太陽の活動に影響されるもので、2030年から再びプチ氷河期へ入るのでは、という話もあります。繰り返しになりますが、都市伝説界隈の話ですけどね。

気象というのは複雑なメカニズムです。さらに人間の活動や太陽の活動にも影響され、予測するのは難しいのかもしれません。

四季はなくなるのか

夏と冬のインパクトが強く、四季に関してはたしかに1年を通じてあまり感じられなくなった、ということはあるかもしれません。

ですが、実際にはそういうわけでもなく、春には春の、秋には秋の気候もしっかりあります。日本から四季がなくなるという極端な話には、少なくとも今すぐ起きるような話ではないかと思っています。

今は貴重な秋の時間、なにか秋らしいものを見つけていきたいものですね。