手のひらで動くようなパソコンがあればいいのに、と子供のころに思ったことがあります。
そんな願望があったからなのか、超薄型パソコン「GPD Pocket 2」が予約受付中です。
http://ascii.jp/elem/000/001/753/1753014/
重量も500gを切り、とにかく小さいのが特徴です。
MacBookなど小型のパソコンはいくつかありますが、軽さ、小ささは群を抜いています。メモリー8GB、ストレージ128GB、OSはWindows 10 Home 64bitということで、十分なスペックになっているのもいいですね。
これがあればどこでも仕事ができますね。画面小さいけど。
小型パソコンの思い出
その昔、「VAIO Type P」というSONY製の小型パソコンがありました。ジーンズにはいるという触れ込みで、話題になっていました。
あのジーンズに入れる広告の写真をよく見ると…
微妙に入ってないんですけどね。どう考えてもはみ出てますし。いや、でもそれくらいセンセーショナルなパソコンでした。
この「VAIO Type P」は2009年頃でしたけど、VAIOシリーズはこういった先進的なデザインに昔からよくトライしていまして、99年にはWindows 98SEを搭載した「バイオC1シリーズ」を発売していました。
実はこれ、持ってました。20年前にして、こういうモバイル的なものにあこがれていたわけです。我ながら時代の先をいっていましたね。
めっちゃ使いにくかったですけど(笑)
ちなみに、こういうのです。
Sony Japan | プレスリリース| 小型CCDビデオカメラを内蔵し、取り込んだ動画や静止画等を手軽に電子メールで送信できる”VAIO(バイオ)” 『PCG-C1』 発売
ソニー(株)の広報発表文です
歴史を感じますね。
小型パソコン、いる?
さてそんな小型パソコンですが、昔ならいざ知らず、スマホやタブレットが普及した今、何に使うの?という疑問もあることでしょう。
そうなんです。
喫茶店でブログを書くくらい?
でもそれならキーボードも画面も程よい大きさのある小さめのパソコンのほうが使いやすそうで、ここまで小型化すると文字の入力のしやすさとかどういう感じなんだろと、興味はあるけど気になるところです。
じゃあこういうポケットに入るくらいの小型パソコンにはどんな需要があるのでしょうか。
たぶん需要はないです。あるのはロマンです。
「GPD Pocket 2」、なかなか興味深い商品です。きっと自分と同世代の人たちが多く買うのかも。
それにしてもVAIOはけっこうとがってますね。VAIOの歴史調べるのもおもしろそうだな。また昔みたいなちょっととがったパソコンを打ち出してくれないかなぁ。