今日10月26日はきしめんの日です。
1026という数字のどこがきしめんなのだろうという感じもありますが、食欲の秋ということで10月、ツルツル感から26ということのようです。ちょっと強引(笑)
そんなきしめんですが、先日の名古屋公演の帰りに久しぶりにきしめんを食べました。(あまりにもお腹が空きすぎて写真撮るの忘れた)
名古屋といえば、きしめん
そういえば、摩天楼オペラで初めて名古屋にいったときか、二度目くらいだったか、きしめんを食べたなぁと思います。
名古屋といえばウナギ茶漬けのひつまぶし、天むす、台湾ラーメンなどいろいろ名物もありますが、きしめんも有名ですよね。新幹線のホームにも立ち食いのきしめん屋があったような。まだあるのかな。
きしめんは、そういえばあまり名古屋以外では食べることはないですね。簡単に言ってしまえば、平べったい麺のうどんのようなものです。Wikipediaによれば乾麺については「幅を4.5mm以上とし、かつ、厚さを2.0mm未満の帯状に成形したものにあっては「干しひらめん」、「ひらめん」、「きしめん」又は「ひもかわ」と記載することができる。」と記載されています。定義があるんですね。
材料はうどんと一緒ですが、食感はたしかにツルりとしていまして、うどんとは違う味を楽しむことができます。
麺の形はいろいろ
この独特の形状、なぜきしめんは平べったいのでしょうか。
きしめんは平べったいことにより、ゆで時間は短くて済むということで、調べてみると名古屋人の倹約気質がそうさせたという説もでてきました。平べったいことによりスープと絡みやすく、濃い味が好きな名古屋人に合っているという説もありました。
地域による麺の違いといえば、博多ラーメンなんかもそうですよね。一般的なラーメンより細めで、麺の茹で時間を指定するような文化もここから生まれたように思えます。これは市場で働く人がさっと食べて出られるようにするためにそうなったという話もあります。
麺の形は、その地域の特色や歴史が背景にありますね。
麺の形という意味では、イタリアのパスタもまさにそうかもしれません。パスタというといわゆる麺をイメージしますが、マカロニやペンネなんかもパスタですしね。中には星型をしているものや蝶の形をしているものなど、日本の麺文化ではない形状のものもたくさんあります。
材料はみんな同じような感じですが、形状が変わると味わいも変わるというのは不思議なものです。名古屋に行かれた際は、ぜひきしめんも食べてみてくださいね。