先日、呪いの話をブログで書きました。
呪いはあるのか、という話です。
こちらの話の続編なのですが、GIZMODOに面白い記事がありましたので紹介したいと思います。恐怖で人は死ぬのか、という話です。
結論からいうと、死ぬことはあるとしています。恐怖によって生理的な障害を及ぼすことへ言及しています。
恐怖が心臓を止める
映画で呪いで死ぬシーンとかありますけど、怖すぎて死ぬってこともあるかもしれません。人智を超えた恐怖シーンを体験させられて死んでしまったら、ある意味それも呪いでの殺人のようなものにもつながるかもしれません。
同じように、謎の心臓麻痺で死ぬ、という話もよく映画や漫画などでありますよね。
恐怖を感じると、アドレナリンがでます。アドレナリンはもちろん人間活動のためには必要なホルモンでありますが、あまりにも多く出てしまうと血液の循環にも影響を与えます。いわゆる心臓が弱い人がジェットコースターやお化け屋敷を利用させないように注意書きがあるのも、こういった理由からです。
VRと恐怖
とはいえ、日常生活でそんなジェットコースターなんて頻繁に乗るものでもないですし、恐怖体験なんてそんな周りに溢れていることでもありません。
しかし、それを可能にしてしまっているのがVRの存在です。
それが最近話題になっているVRによる斬首体験です。
VRが出始めたとき、そのジェットコースターの映像などがリアルすぎて怖い、という様子が話題になりました。実際にジェットコースターに乗っているわけじゃないのですが、生理的にも同じような作用が起きているわけで、脳を錯覚させることはVRによってそれができることがわかったわけです。
このVRの斬首体験はそれ以上の体験をすることができます。思っている以上に、人間の肉体というのは精神、脳に影響を受けているのかもしれません。彩雨さんは怖くて見てないです。
こういったVRを駆使することによって、もしかしたらこれまで人間が体験できなかったような恐怖体験をさせることもできるようになるかもしれません。それで体に影響がでれば、それこそ呪い殺すようなことにも近いですね。前にエルサゲートの話をしましたが、意図せずに悪意を持ってこういった恐怖体験をさせることで心身にダメージを与えるというのも、ある意味呪いのようなものかもしれません。
エルサゲートについてはこちらで触れてます。
逆に言えば、VRを利用することによってこれまで体験できなかったような幸せ体験もできる可能性があるわけで、要は使い方の問題でもあるんですけどね。肉体と精神、脳、生理現象、錯覚…これからテクノロジーはどんな体験を与えてくれるのか、楽しみです。