作法といいますか、マナーといいますか、慣習といいますか、そういうのって誰かが決めるのではなく、自然発生的にいつの間にかに定着します。
インターネットの世界は新しい文化ではありますが、その中でも時代やツールなどによって多くのマナーが存在します。
返信不要
先日、Twitterで話題になっていたのが「返信不要」です。
神絵師なるみ2/24東3ラ32b on Twitter
【返信不要です】とリプライにつけることについて
なるほど、あまり気にしたことはなかったですが、自分自身は返信不要ですと相手に言うことはありません。日頃そういう連絡もこないですが、例えばライブの後などLINEやメールで挨拶メールをもらった後に最後に返信不要の旨が記載されていることがあります。
向こうは、ライブ後のバタバタということで気を使ってそう書いたのでしょうし、自分自身もそれについてなにか思うことがあるわけでもありません。
ただ、たしかにこれを読むと、もう会話は必要ないといわれているような気もしないでもないですね。
Re:を消す
メールって返信すると「Re:」がタイトルにつきますよね。
「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:今日はありがとうございました」
みたいにメールのやり取りをしているとだんだんタイトルが長くなることもしばしば。
「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:今日はありが」
みたいにタイトルに収まらなくなるなんてことも、昔のガラケー時代はあったかも。
このRe:ですが、仕事で消すのがマナーという人と、消さないのがマナーという人がいます。彩雨さんは目上の人とやり取りしていてもRe:は消さない派です。それがあることで、相手は自分とやり取りしている流れを認識しますからね。
ただ、完全に別の話題になるときはタイトルを付け替えて仕切り直します。
一方で、そういうタイトルを毎回きれいになおすさりげなさが大人のビジネスマンだ、という考え方もあります。
マナーを見極める
こういうマナー、社会常識というのは多数決で成り立ちますので、それが礼儀だ、という人が増えればそれが常識になります。
例えば上司とLINEでやり取りするときにスタンプや絵文字を使うかどうかとか、仕事の勤務中外の時間に連絡をするのはよくないとか、まぁこういうのも二人の間柄の問題だとは思いますが、いろんな考え方がありますよね。
ネットは特に新しい分野ですので、マナーはこれだ、という指南書があるようでないところが、また難しくさせます。大事なことは、状況に応じてマナーを見極めるということなのでしょうね。