金継ぎの美しさに価値を見出せる生き方をしたい


先日、牛乳で壊れた陶器を直すという話がネットで話題になっていました。

国内外で広まるライフハック「割れた陶器は、牛乳で煮ると元通りになる」 本当に有効なのか調査してみた

まぁくっつくだけで強度は怪しそうですけど、面白い話ですね。

最近は食器なども安く売っていますし、壊れた食器を直して使い続ける人は少ないかもしれません。

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金継ぎの価値

陶器には、金継ぎという手法があります。これは壊れた投機をつなぎ合わせる手法です。

最初からなにも壊れていなかった!というような新品同様に直す手法ではなく、あえてその直した感じを強調するかのように金色で色まで付けてしまいます。

大阪での地震の時に、ちょっとネットでも話題になりました。

地震で食器が割れても捨てないで!金継ぎ講師が「直し方教えに行きます」とのツイート

陶器自体は壊れたのを直した!ってものになってはいるものの、場合によってはそれによって芸術的な価値が高まることもあります。

無傷のものではなく、壊れて直したもののほうが価値が高いというのは不思議な話ですが、ここになにか日本的な価値観の見出し方があるようにも思えます。まさに最近の現代人が無くしている感覚ではないでしょうか。

同じ製品はたくさんありますが、金継ぎで直した陶器は世界に一つしかありません。

話は少し変わりますが、スティーブ・ジョブズは以前、傷だらけのiPodについての話をしていました。

「僕は、擦り傷のついたステンレスを美しいと思うけどね。僕たちだって似たようなもんだろう?僕は来年には五十歳だ。傷だらけのiPodと同じだよ」

なにかこういったところにも、日本的な感覚があるようにも思えますね。

完璧を求めるな

世の中に完璧なものは存在しません。科学の世界だって摩擦係数や空気抵抗など、目に見えない部分があります。どうしたって完璧じゃないのです。

大量生産、大量消費社会、たくさんの物や情報に溢れています。自分はこう、この金継ぎの器のような美しさや価値を大事にしながら生きていきたいものだなとあらためて思います。

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