QUESTIONより
彩雨さんこんにちは。 年々お金の使い方が荒くなっていることに危機感を覚えています。 昔は数千円の買い物でもきちんと考えて取捨選択をしていたのに、最近は数万円の洋服すら、かわいいと思うと試着もせずに買ってしまいます。(失敗することが多いです……) 買えないわけじゃないのに買わないという選択をする方法を忘れてしまいました。 買い物時における取捨選択の基準等、彩雨さん流のアドバイスがほしいです!
これは難しい問題です。
自分自身も、もちろん余計なものを買うこともありますよ。
結局のところ、その瞬間に欲しいと思ったものが買い時ということですからね。
買い物における取捨選択
人間だれしも、どれだけお金があったとしてもほしくないと思うものを買う人はいないのだと思います。
買う前に冷静に振り返って、本当に必要なのか、家にあるもので代用できるんじゃないのか、他の店で買う方が安いのではないか、とか考えて買わないように自制することもできるでしょうが、そんなこと言いだしたら何も始まらないような気もします。
買い物とストレス発散
ですが、質問者さんの話を聞いていますと、もしかしたら買い物によるストレス発散というような部分も大いにあるのかなと思いました。
古い記事ではありますが、こちらのランキングによりますと、女性のストレス解消として2位に買い物となっております。
男が、女がという話をするのはアレですが、この買い物依存は女性のほうがなりやすいという話もありますね。女は買い物、男はギャンブルへ流れる傾向が強いようです。
買い物には所有欲を満たすという意味での解放感、さらにほしいと思う気持ちを肯定するという自己肯定感があります。これらが快感となって、依存度が増すのです。
たとえあとから買わなければよかったと思っても、これらの快感が勝ってしまうわけですね。というか、買い物依存症でなければ買わなければよかった、と思うことはあまりありません。
質問者さんがもし買い物したものに対して後悔の念があるのであれば、やはり買い物依存症に足がかかっている状態の可能性はあります。
自分もこの気持ちはわかります。悪いことだとは思いません。
ですが、度を過ぎてしまいますと、金銭面という別のストレスものしかかってくるわけで…気を付けなければなりません。
以前は大丈夫で今がそういった状態であるのであれば、買い物云々の前に生活のストレスなどを見直してみてもいいかもしれません。
現代は買い物依存症は陥りやすい
ネットが発達していますし、クレジットカードのような決済サービスも定着化しています。
また、キャッシングサービスなど借金もしやすい状態です。
簡単にモノが買える時代であることがわかります。そういった時代背景だからこそ、買い物依存症というのは簡単に陥りやすく、またそこから物理的に抜け出すというのは難しいです。強い意志が必要です。
とはいえ、自制ばかりしているのもまたストレスです。ストレスがあるので依存症になるわけですから、あまりいい傾向にないように思えます。
個人的におすすめしたいのは、待つことです。買うな、という話ではありません。
もしほしい物を見つけて買おう!って思ったときに待つのです。1日でいいです。
どうしてもほしいなら、翌日もう一度そのお店に行って買いましょう。1日たってどうでもよくなったら、買わなければいいのです。ネットショッピングでも同様です。決済ボタンを押す前に、1日待ちましょう。
買うな、ではなく、待つ。たくさん抑制するとストレスになるので、生活の中でこれだけルール化してみるのはどうかなと思います。