どこにある?本当にある?謎の多い三種の神器を改元前におさらいしよう


5月1日の改元の際に行われるのが、三種の神器の継承です。

三種の神器は皇位の証であり、はるか昔よりその次世代の天皇陛下に継承されるものとなっています。

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三種の神器とは

三種の神器は、鏡、勾玉、剣の3つのことをいいます。

鏡は八咫鏡(やたのかがみ)です。天照大神が弟の須佐之男があまりにも乱暴狼藉をはたくもので、もう嫌になって洞窟の中に入ってしまう「岩戸隠れ」のときに作られた鏡で、この鏡によって引きこもってしまった天照大神がちょっと外の世界に興味を持ってくれて出てきてくれたというお話です。外の世界をちら見した瞬間にこの鏡で自分の姿を見て、新しい神様が登場したのかとそのまま外の世界にでるという話です。めっちゃざっくり書きましたが語弊あったらすみません。

勾玉は八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)です。同じく岩戸隠れのときに榊の木に掛けられた、まぁ飾りです。

ちなみに岩戸隠れで登場する天照大神(あまてらすおおみかみ)というのはですね。

この世界が創生されたときに神がどんどん登場したんですが、その中に5組のカップルがいましてね。そのカップルの一つがイザナギとイザナミなんですが、その娘が天照大神です。

ちなみにイザナギとイザナミは日本の歴史で一番最初に結婚したカップルです。その子供として有名なのは、日本列島です。日本列島はイザナギとイザナミから生まれたものとして登場します。

日本で初めて結婚したカップルですが、その後離婚します。お母さんであるイザナミが死んでしまうのですが、その後イザナミを追っかけてお父さんであるイザナギが冥界まで行くんですけど、そこで変わり果てた姿になってしまったイザナミの亡骸を見ただかなんだかでイザナミがブチ切れるという話です。それで離婚します。

離婚したあと、イザナギの体から出てきたのが3人の子供で、それが天照大神、月詠(つくよみ)、須佐之男(すさのお)です。

ちなみに日本書紀と古事記で微妙にこのあたりの話が違うところもあって、解釈違ってるかもしれません。古事記はこんな感じなのかなと思います。

そんで初代天皇にあたる神武天皇のひいひいひい婆さんが天照大神です。

三種の神器の最後が草薙剣(くさなぎのつるぎ)です。天照大神の弟にあたる須佐之男が出雲でヤマタノオロチを倒したとき、その尻尾からこの剣が出てきたそうです。

三種の神器は本当にあるのか

どれもめっちゃ古いですね。めっちゃなんてレベルの話ではありません。なんせ神話の時代ですからね。

この三種の神器は昔から皇位の証として存在していたので、これまでも大切に保管されることもあれば、あっちこっちに持ち出されることもありました。

日本には戦いの時代も長く存在していて、天皇も戦いの中で命を落とした時代もありました。

その中でも1185年の壇ノ浦の戦いでは当時の天皇である安徳天皇が勾玉と草薙剣を持って入水、要するに海にドボンして死を選ぶ形となりました。このときに勾玉は箱に入っていたので浮かんだから回収できたそうですが、剣に関してはもう見当たらず、それ以降は別のレプリカが正式な草薙剣として存在することになったそうです。

実はこの三種の神器については、天皇陛下ですら見ることができない存在とされています。継承の儀式で使われるのも、三種の神器そのものではなく、それを表す「形式」が使われるそうです。

まさに歴史ミステリー。いったいどんなものなのか。

三種の神器は本当にあるのか、どんなものなのか、とても興味深いわけですが、その神秘性といいますか、秘匿性といいますか、そういったところにまた魅力があるのかもしれませんね。

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