QUESTIONより
風邪を引いたので病院で薬を処方してもらったんですが、小さい頃以来の粉薬が出ました。 毎食後、飲むたびに口の中が苦くて涙目になるのですが、なんで粉薬はあんなに苦く作られているのか、彩雨さんは知っていますか? この苦さから抜け出すために、早く風邪を治そうと思うこの頃です。
粉薬、苦いですよね。子供用の粉薬で味がついているものもありましたが、たしかになんであんなに苦いのか。
良薬は口に苦し、なんていいますが、わざわざ苦い味を付けているとも思えませんしね。
ちょっと調べてみましょう。
薬は毒だった?
どんな薬でも、飲みすぎは人間にとっていいことではありません。
薬が苦いというのは今に始まったことではなく、薬草をすりおろしていた時代からそうなのです。
その理由としては、薬は毒だから、という面白い話がありました。
人間は体によくないものを拒絶する仕組みがあります。その一つは苦みで、明らかに体によくないものを「苦い」と判断し、吐き出させようとするわけです。
薬は毒、だから苦いと感じる、ということですね。
科学的な薬も漢方薬も等しく苦いのは、こういったところによるのでしょうか。
苦い薬を飲む方法
なにをどうやっても粉薬が苦くて飲めない!という人もいるかもしれません。
昔はそんな人のためにオブラートというシートがありました。今もあるか。
オブラートに薬を包んで、錠剤のようにのみこんでしまうわけです。
最近はゼリー状のもので、粉薬を混ぜて飲むタイプのものもあります。子供用のものも多いですが、大人用もあるみたいですね。
自分は苦くても飲んじゃうのですが、どうしてもだめって人は試してみてもいいかもですね。
また、こんな裏技も見つけたので紹介します。舌を氷で冷やして、そこから一気に粉薬を飲んでしまう方法です。舌の味蕾を麻痺させてしまう感じですかね。やったことないので、効果についてはよくわかりません。
ちなみに口の中に水をいれてそこに粉薬を落として飲み込む、みたいな方法もありますが、自分の場合はこれはうまくいきませんでした。コツがわかりませんでしたね。