Googleレンズというアプリがありますが、みなさんは使っていますか?
文字を撮影すれば翻訳され、商品を撮影すればその情報がわかるなど、なかなかよくできたアプリです。
宿題までできると話題に
このGoogleレンズが気づかないうちにバージョンアップされていたようで、新機能が追加されていました。
その中で宿題という項目があり、これが話題になっています。
計算式まで解いてもらえるのですが、答えだけではなく、その解き方も記してくれる機能となっています。
これはすごいですね。
すごいですが、用途はまさに宿題といったところでしょうか。夏休みですので、スマホをかざせば楽勝ですね。
宿題に意味はあるのか
情報は簡単にネットで検索すればでてくるわけで、暗記系の出題に意味があるのかどうかというのは以前からも議論されていたことです。
計算なども、電卓でできるのになぜ試験があるのかと、昔から疑問に思う人はいたでしょう。
漢字の書き取りについても、今は文字で書くよりもキーボード入力が主流です。
どの漢字をどう使えばいいかを把握すればいいだけで、そこに以前のようにひたすら書く作業が必要なのか。
実はこの暗記系ですが、ある一定の意味はあるのだと思っています。
なんだかんだで、毎回調べるわけには行きませんからね。暗記したほうが思考もすっきりと、スピーディに行えます。
まぁその他、計算についても漢字についても、そういった反復練習はなにか気づかないところでの役には立っているのかなとも。
そのうち今回のGoogleレンズのような機能が、ARメガネでできるようになります。
すると、もう計算の試験だろうが漢字の読みだろうが、すいすいできてしまいますね。
そうなるとますます学習の意味について問われそうですが、この答えを先生方や親がどれだけ子供に対して説得力のある説明ができるかどうか。
学ぶとは何なのか、テクノロジーの進化によって改めて考えることも必要な時期なのでしょう。