新型のXboxが、光学ディスクドライブがないものを発売することになりました。
これは確実に時代の流れですが、音楽のポータブル機器やパソコンはすでに光学ディスクドライブがないものが多かったのです。
ゲームは意外と時間がかかりましたね。
日本では失敗も引きずる
日本でも以前は時代の先を行きすぎて光学ドライブを排除したPSPを販売しましたが、この流れはトレンドにはなりませんでした。
音楽もそうですがゲームもレガシーとしての文化が根強く、ダウンロード販売のみというのは当時としては勝負しすぎたのかなと思います。
それ以降、国産メーカーは必ず光学ドライブやスロットを用意しています。
ゲームがすんなりとディスクドライブなしに踏み込めなかった理由は、コレクター性や飽きたら中古にという部分もありつつも、なんだかんだでゲームの容量をダウンロードするのが大変だった、ということもあると思います。
ですが、現在はPSP Goがでた時期とは違って、当たり前のようにスマホでゲームをする時代です。
光学ドライブなしにダウンロードでゲームをするという発想も根付いているので、今後はなんだかんだでやっぱり光学ドライブはなくなる方向になると個人的には思っています。
光学ドライブがない家庭
ゲーム機というのは、光学ドライブについてはある意味、最後の砦のような存在でした。
光学ドライブは、一般的な家庭ですとCDラジカセ、デスクトップパソコン、ゲーム機、テレビ用のレコーダーに存在します。
しかし近年はCDラジカセは以前ほどの需要はなくなります。パソコンはノートパソコンだと光学ドライブがないものも多いです。
テレビ用のレコーダーはHDDレコーダーでもブルーレイやDVDが読めるものも多く、まだあるかもしれませんね。これと合わせて光学ドライブがあるのがゲーム機です。
実は我が家は複数台あるパソコンはもちろん光学ドライブはありますが、CDデッキはありません。CDを家で聞かなければならない状態では、パソコンで聞くか、プレステで聞くか、HDDレコーダーで聞くか、車で聞くかという形になります。
今回のようにゲーム機に光学ドライブがなくなり、そもそも映画などもネット経由で見るのであれば、HDDレコーダーもBRドライブやDVDドライブを搭載する必要もなくなってきます。テレビなどもネットテレビが主体となれば、録画して番組をみるというより、アーカイブとして番組を見るという流れもできる可能性もあります。そうなると録画という概念がなくなります。
世の中的には、光学ドライブは一般家庭からはなくなっていくのかなと思いますね。音楽好きとか、一部の愛好家では使われるかもしれませんが。