自分が大学生のころにちょうどSNSが登場しました。
当時はまだブログという言葉すら存在してなくて、大学の教授が新しい時代のメディアとして個人ホームページとは違う”ウェブログ(要するに今でいうブログ)”の存在を説明していたのが、今思えばとても斬新でしたね。
大学内ではMIXIよりもGREEが先に流行しまして、GREEは開発者の人も大学で講演しに来てましたし、みんなやってました。当時はたしかマイクロソフトのメッセンジャーもみんな使ってて、メッセンジャーとGREEが主なコミュニケーションツールでした。このあたりは自分の行ってたキャンパスだけの文化かもしれませんけど。
今どきの入学シーズン
現在はSNSが当たり前の文化となり、こういったところも変わってきているというか、大勢の人がSNSを学校でもうまく活用しているのかなと思います。
新大学生は入学前にSNSを活用しているという記事がありました。
Twitterは複数アカウントを作りやすいので、リアル用、趣味用、仕事用など複数アカウントを使い分けているというのも珍しいことではありません。(悪用する複数アカウント持ちはNGのようですが、通常利用ですと暗黙の了解?でOKみたいです。)
高校用、大学用で使い分けているのはやや驚きですが、コミュニティの違いによってアカウントを使い分けるというのも日本人らしいというか、Twitterの最初の概念ではイメージしにくかったことかもしれませんね。
SNSを駆使し、入学前よりコミュニティが形成されるというのも今の時代の特徴かもしれません。
でも実は自分も、まだまだインターネット黎明期の時代ではありましたが、大学入学前に同級生の何人かとインターネットを通じてすでに知り合っていたのです。受験関係のウェブサイトで知り合いました。時代の先を行っていましたね。
とはいえ「#春から〇〇」というハッシュタグでSNSでつながるというのは、まさに今どきの入学シーズンといえるでしょう。
SNSの登録が挨拶になる
なんだかんだでLINEやTwitterなどSNSを多かれ少なかれ活用している暮らしですので、初めましてが多いこのシーズン、学生たちは多くの人のSNSを登録することになるでしょう。
現在はスマホもかなり格安で運用できますし、端末も1万円を切るものもあります。金銭的にそこまで余裕がない苦学生でも、ちゃんと選べば昔に比べるとスマホを持つハードル自体はだいぶ下がったような印象があります。とはいえ、高校生はまだスマホを持てるか持てないかは家や学校の方針もあるでしょうから、入学シーズンはスマホがあるかないかというのもまた、コミュニティ形成に大きく関わることになります。
こういった考え方は親世代では理解しがたいことかもしれず、説明しても説得できない子供も多いかもしれませんね。
今どきの入学シーズン、新学期が始まりいろいろ楽しい時期かもしれません。新入学生の方はいろいろお話を聞かせてくださいね。