AIというと、ドラえもんや鉄腕アトムのような自分で考えて自分で動くことができるロボットをイメージしがちです。
ただ、今いわゆる巷でいうところのAIというのは必ずしもこういったロボットのことを指す言葉ではなくなってきています。
予測で無駄をなくす
AIが実生活に使われるというと、自宅になにかしゃべる秘書のような存在が…と連想しがちですが、それはもう少し先の未来かもしれません。
今は、この変化の予測に注目が集まります。
世界初のAI空調、電力4割削減に成功 神戸・三宮の地下街(神戸新聞NEXT) – Yahoo!ニュース
人の流れや動きをAIが予測し、空調をオートで快適にするという仕組みです。
4割の光熱費削減に成功したということで、これはかなり無駄をカットできています。
人がいないところにがんがん冷房をかけてもしょうがないですからね。
冷えるまでの空気の流れや人の多さなどのデータを集めつつ、未来を予測して温度を調整するというのがポイントで、現在の状況だけで判断するわけではないところがAIなわけです。
導入にはお金がかかるでしょうが、光熱費を削減できるのであれば、長い目で見れば元は取れるかもしれませんね。数が増えればシステムの値段も下がりますしね。
同じように予測で変化させるのは、チケットの値段なども同じことをしています。
今日はマイナビBLITZ赤坂でライブ!チケット代は変動しません!
こういった、AIによる予測によって身の回りのものをコントロールするという発想は、これから増えていくかもしれません。
気象や交通渋滞、株価まで?
多くのデータを取り込み、高性能なコンピュータで今後は多くのことが予測できるようになります。
その中には、気象や交通渋滞、さらには株価なども含まれ、生活の中に活かされるようになるでしょう。
AIによって奪われる仕事という意味でよく受付とかいわれますけど、意外と気象予報士や株のディーラーなんかが先に仕事がなくなってしまうようなことも起きるかもしれません。