昨日は昼に3時間以上にわたるLINE事業戦略発表会「LINE CONFERENCE 2019」がありました。
今回はいつも以上に攻めるLINEの姿勢を感じることができました。
再び検索へ
LINEメッセンジャーサービスが有名ですが、本来は検索をやってうまくいかなかった会社でもあります。
そのLINEが、今回再び検索をやり始めるそうです。
インターネットの基本は検索です。URLを直接入力することしかしない人は少数派で、普通は検索エンジンで必要な情報を検索し、WEBサイトを見ます。
この検索こそがインターネットのエネルギーの源です。
近年はSNSの普及により、WEBサイト検索よりもSNS検索をする人が多く存在するそうです。
例えば地震があれば検索で地震と検索するのではなく、Twitterで地震と検索して情報を得たり、気になる商品があればそれをYouTubeで検索してレビュー動画を見るということです。
この傾向の変化はとても重要で、LINEの新たな検索はインフルエンサー検索といって、SNSで影響力のある人の書き込みを検索できるような形になるそうです。
これまで文字でWEBサイトを検索するという旧式の検索システムから一歩踏み出した提案をしています。
これはちょっと気になるシステムですね。
数が多すぎて把握できてない
今回はとにかく数が多かったです。
その中から、気になったポイントをいくつか。
LINEクレジットカード
今年はLINEクレジットカードを発行するということで話題になっていて、個人的にも注目しているところです。
今回詳細が発表され、オリコカードと提携することになりました。
初年度3%という驚異の還元率ですが、2年目以降はどうなんでしょうね。
スタンプがサブスクリプション
月額240円でスタンプが使い放題になるそうです。
なるほど、ありそうでなかった発想です。
スタンプは有料のものも多く使われ、大きな市場となっています。
現在はかなり豊富なスタンプ量ですので、使い放題となったらかなり迷ってしまいそうですね。
LINEミュージックが1日1曲無料
こういうのはいつかやるだろうなと思ってましたが、LINEミュージックが1日1曲無料で音楽をフルで再生できるそうです。
なんと830万人もの人が、プロフィールに音楽をつけているそうですよ。
摩天楼オペラの楽曲も配信されてますので、ぜひプロフィールに設定してくださいね。
他にもいろいろ
音声での予約システムとか、地図上のマッピングとか、面白そうなサービスが山ほど紹介されていました。
すべてのサービスが成功するわけではないですが、こういう発表会からLINEの本気度を感じることができます。
自分の中での好感度はかなり上がりました(笑)