SNSが普及して10年以上が経ち、もはや生活インフラといってもいいレベルの存在感があります。
便利になったところもありますが、SNSによる社会問題も多く登場しているのも事実です。
SNS依存であったり、何かに対する数と言葉の暴力であったりと、今の状態が健全化といわれると、健全ではないかもしれませんね。
健全なSNSのために
TwitterやFacebookなど、各社SNSは健全な運営をするために、いろいろな計画を練っているところです。
Twitterもポリシーを変更し、悪質なユーザーを凍結させるなど、積極的に対応をしている印象があります。
しかしこの健全なSNSというのはなかなか難しいもので、健全に使うかどうかというユーザーの問題でもあります。
そうなると、どうしても今ある機能を制限する形でそれをしなくてはならないわけですね。
今のところよく検討されているのが、いいねなどの数字を非表示にするということです。
数が表示されなければ、数を気にすることも数を競う必要もないわけです。
もっとも、それでSNSとしての面白さが継続できるかどうかは別の話ではありますけどね。
リツイート禁止はやりすぎ?
さて、Twitter社の方が「2020年に期待する5つの機能」として挙げた機能の中に、リツイート禁止であったり、相手の承認がなければリプを飛ばせなかったりという機能が盛り込まれています。
これがちょっとネットで話題になっていました。
もっともこれはTwitterがそうなるというわけではなく、あくまで一つの意見として提示されているものです。
ですが、健全なSNSを追求するあまり、たしかにそうすれば無用な炎上などは避けることはできるでしょうが、果たしてそこまでやっていいのかという話です。
SNSというのはもろ刃の剣であり、同じ機能ひとつとってもいいところもあれば悪いところもあります。
なかなかそういった状況の中で議論を進めるのは難しいことです。
ただ近年の欧米はなにかと規制をかける方向でより良い人間社会を形成させる方向へ進みがちですので、もしかしたらまじでリツイート禁止なども実装される可能性もあるかもしれません。
2020年代のSNSはどういった形になるのでしょうか。今年も残り2か月切っています。