7payの不正利用問題でちょっと悪いイメージがついてしまったQRコード決済ですが、多くのポイントサービスとともにいろいろ動きが見えてきました。
7pay問題
今回大きな話題になったのは、7payのセキュリティ対策です。
相手のメールアドレスや生年月日を把握していれば不正利用が可能だった状態になっており、多くの不正利用が発覚しました。
生年月日やアドレスなんて、ぶっちゃけ家族だけでなく友人でも簡単にわかりますよね。
うっかり初日に手を出さなくてよかった!
Yahoo!マネーとPayPay
PayPayはQRコード決済の戦国時代においては、強烈なキャンペーンを展開して一歩リードしたように感じます。このPayPayじゃYahooが運営していますが、同じくYahooがやっている同じようなお金のサービスであるYahooマネーと統合されることが発表されました。
Yahooは長らくTポイントとも提携していて、YahooのポイントとTポイントが統合されています。このあたりちょっとややこしい感じではありましたが、最終的にPayPayのポイントに一元化したい流れもあるのかもしれません。
Yahooの主力サービスであるヤフオクは、利用者がお金を得ることができます。
ここで得たお金は実際に引き出すか、もしくは同じくヤフオクやショッピングなどで使うことができます。PayPayと統合されることにより、ヤフオクで出た利益金をそのままコンビニなどで簡単に使えるような形になるので、もう引き出すという概念はなくなるかもしれません。
企業としてはプール金を維持したいわけで、できれば引き出してほしくないものですからね。
同じようなことをメルカリもしています。メルカリも利益金はメルカリで使うか引き出すかでしたが、メルペイが登場したことにより、無理に引き出さなくてもいいかとユーザーは思うようになります。
ポイントで株取引
CMでもやっていますが、SBIネオモバイル証券がTポイントを使って株取引ができるというサービスを始めました。
近年のトレンドとして、これまで以上の超少額での株取引が可能になってきているということで、こういったポイントを使っての株取引が可能になっています。
Tポイントの使い道がなく貯めている人も多いでしょうし、株取引に抵抗がある人はお金よりポイントで取引したほうが精神的な敷居が低くなるというメリットもあります。
個人的にはとてもいいサービスだと思います。
Yahooも証券会社を持っていますが、そのうちPayPayでFXができるような感じになるかもしれません。
もしその利益をポイントで得られるようになるのであれば、企業としてはさらに多くの内部留保を確保することができます。トータルでいえば、ユーザーもその経済圏にとどめておくこともできますし、プラスなのだと思います。
ポイントサービスで勝つところは?
そう考えると、やっぱり多くの経済圏を巻き込めるサービスが強いです。
日本だとやはりYahoo、そして楽天、この二つは多くのサービスを展開させ、そこだけで完結することもできます。
そしてそれに加わろうとしてるのがLINEでしょうか。
いろんなペイをはじめネットサービスが登場していますが、彩雨さんはこの三つの経済圏が伸びると踏んで、自分の個人情報を提供していってます(笑)