かわいい野良猫がいたら、SNSにアップするための写真や動画を撮りたくなる気持ちはわかります。
とくにこのお盆休みのタイミング、いつもとは違う場所で過ごす人も多いでしょうし、撮りたい写真もたくさん見つかるかもしれませんね。
野良猫ならばいいですが、熊はどうでしょう。
熊はぬいぐるみじゃない
北海道で、野生の熊に不用意に近づかないように注意喚起をしているようです。
「熊はぬいぐるみじゃない」野生のヒグマをSNSにアップは危険、注意呼びかけ(BuzzFeed Japan) – Yahoo!ニュース
野生の熊なんて見つけてしまったら、それは間違いなくシャッターチャンスですね。
SNSにアップすれば多くのいいねがつくことは間違いありません。
ですが、熊はとても危険な生き物です。
記事によれば時速60キロで走ることもできるとか。あの巨体でこのスピード…逃げるのは難しいですね。
そもそも人郷に熊が現れるというのは、餌を求めてということで、凶暴になっているかもしれません。
また、うっかり餌など与えてしまって、そこに居つかれるようなことがあれば大変です。
このお盆休みは普段暮らしていない人もすごすので、知らずにうっかりよかれと思い餌などあげてしまう人もいるかもしれませんが、絶対にやってはいけません。
死んだふり
よく熊に遭遇したら死んだふりを、なんていいます。
実はこれは間違ってなくて、とにかく静かにその場をやり過ごすことが大事です。熊はこちらに気付いているかどうかはわかりませんし、下手に刺激しないほうがいいのです。
とはいえ、最悪な状況でこちらに攻撃してくるかもしれません。熊撃退用のスプレーなどもあるようですが、みなさんそういうのも持ち歩いているんですかね。
また、走って逃げると追いかけてくるので、車内や屋内、もしくは木に登るなども有効な手段のようです。
とはいえ、そんな場面には遭遇したくないですね。
恐るべし獣害
動物によって攻撃されることを、獣害という言い方をします。
日本でも数年前に熊に襲われて死傷者を出す事件がありました。
大正時代には三毛別羆事件という、大勢の方がクマに襲撃される事件も起きています。
日本にも多くの野生動物がいますが、その中でも熊は直接的に人を殺害することができる数少ない動物です。
SNS目的で野生の熊に近づかないように気を付けましょう!