昨日、大きな通信障害があり、インターネットのサービスが一部使えなくなるというトラブルがありました。
その原因はAWS障害です。
といっても、AWS障害というのは聞きなれない人もいるかもしれません。
これがないと大変!AWSとは?
AWSというのは、アマゾン・ウェブ・サービスのことを指す言葉です。
文字通り、あの通販サイトのAmazonです。
実はこのAmazon、ただの通販サイトだけではなく、かなり手広くWEBサービスを行っています。
その一つがAWSです。
世の中には無数のWEBサービスがありますが、どれもゼロからシステムを構築しているわけではなく、いくつかのメインのWEBサービス上でサービスを構築するような形をとっています。企業だけではなく、研究者であったり、政府までもがこういったサービスと契約をし、WEBサービスを展開させています。
AmazonのAWSはなんと世界の三分の一もシェアを獲得しています。つまり、AWSが障害を起こすというのは、世界のWEBサービスの三分の一に影響が起きるということになります。ちなみに今回の障害は日本だけだったようですが、原因を追究しつつ復旧を進めているようです。
今回、その影響はPayPayといった決算システムから、スマホゲーム、ホームページなど影響もさまざまです。
アクセスログを見る限りは、このアヤノ.メはたぶん大丈夫だったのかなと思います。
脱GAFAは難しい
GAFAというのはインターネット、つまりこの生活に大きなかかわりのあるIT企業4つの頭文字です。
Google、APPLE、Facebook、Amazonを意味する言葉です。
この四つの企業に多くの情報があつまることを懸念する声もあり、こういった企業と関わらずに生きていけるか、という記事が以前ありました。
しかし、この四つの中でも切り離しが難しい企業が、Amazonです。
例えAmazonの通販を利用せずとも、こういう形で間接的にWEBを利用するからには、意図せず使っていることがある、ということなのです。
もっとも、そのほかの三社に関しても、切り離してWEBにアクセスするのはとても難しいことではありますが。