実は個人的にちくわやかまぼこなど、魚の練り物がすごい好きなんです。
冬になるとみなさんおでんを食べると思いますが、ちくわやはんぺんばかり食べます。
冬じゃなくても、かまぼこをお刺身のように食べることも多いです。板わさというやつですね。
悲報、やはり高騰へ
そんな魚のすり身ですが、値段が高騰しているようです。
実はそんな予感はしていました。
理由は簡単で、これまで魚を食べなかった欧米や中国で魚を食べるようになってきているからです。
スケトウダラがすり身のメインの原料ですが、なんとここ数年で値段が6割もあがったそうです。
すでに値上がりが始まっているようですが、とても残念なことです。
もともとは高級食材
なんかちくわとか、庶民的で安いイメージがあるかもしれません。しかし、本来は練り物は高級食材です。
歴史も長く、平安時代には武家の間で食べていたようです。その後は豊臣秀吉や織田信長も食べていた記述があり、このころは一般庶民が食べるものではありませんでした。
今でも富山などでは鯛などに練り物を見立てた縁起物として存在していますが、昔から鯛など高級食材の代替品として練り物を作る文化があったそうです。
また、全国各地で練り物文化があるのがいいですよね。
宮城では笹かまぼこ、鹿児島でもさつま揚げなど、形は変わりながらもおいしい練り物料理がたくさんあります。
なによりも酒に合うのが最高ですね。
代替品の代替品は?
そんな練り物は、魚の代替品として期待されている食材です。
ウナギの話を以前しましたが、最近はウナギがあまりにも高いので、うなぎの蒲焼っぽいものをかまぼこで代替品として作るようなものもあります。
かまぼこは色や形などを調整しやすく、応用しやすいというのも利点です。
その最たるものがカニカマです。最近のカニカマは食感も含め、とてもよくできています。
まるでカニのほぐし身です。実際に「まるでカニのほぐし身」という商品もあるので、ぜひ試してみてください。
しかし、かまぼこが高騰してしまったら、さらにその代替品が必要になってしまいますね。