スマホでもすいすいと文字を入力できる人は多いですが、やはりパソコンで文字を書くのに慣れている人は、いつものパソコンのQWERTYキーが欲しくなります。
そんな要望に応えるべく、スマホにQWERTYキーが搭載された「Cosmo Communicator」なる商品が日本に上陸するそうです。
閉じて通話、開いてQWERTYキー入力 PDA風スマホが日本上陸 – ライブドアニュース
一周回って新しいですね!
液晶キーボードじゃダメ?物理キーの魅力
スマホもタブレットも、ボタンは最低限のみで、基本的には液晶パネルで操作をします。
これはキーボードなどを自由に変えることができるメリットがありますので、時にはフリック入力、時にはローマ字入力と状況や好みによって変えることができます。
自分の場合は日本語はフリックでやってますが、英語はQWERTYキー配列にして入力しますし、タブレットは画面が大きいので日本語もこちらで入力します。
ちなみにQWERTYキーというのは、いわゆるパソコンの配列です。左側のアルファベットがQWERTYになっていることから、そういう名称となっています。
さてそんな液晶キーボードですが、今はどんどん物理的なボタンが排除される傾向にあります。
その理由はやはり液晶のほうがいろいろと使い勝手がいいところと、防塵防水などに対応するためにもできるだけボタンは少ないに越したことはありません。
ですが、やはり物理キーボードの最大のメリットは、やはり使ってみるとそのほうがしっかり押した感覚があり、長文を入力するときにあまり指に違和感がなくできるのがいいですね。
前にパソコン用で、机にレーザーで投影するキーボードを使ったことがありますが、デザイン的にはかっこいいんですけど、やはり実用的かというとそうではありませんでした。
そんなこんなで、この時代に逆行する形であれど、こういったキーボード内蔵スマホの需要はニッチなところであるのかも?
QWERTYキーに安心感のある人は、潜在的には多いはず。
昔はけっこうあった
スマホが登場する前は、PDAという機器がありました。また、スマホの先駆けともいえるBlackBerryは、今でもこのQWERTYキーを搭載したモデルを出し続けています。日本ではあまり使っている人はいないかもしれませんが、かなり老舗のメーカーです。
携帯電話全盛期の時代も、こういったQWERTYキー搭載モデルも存在していましたね。
今はパソコンすらもSurfaceのようにキーボードを搭載しないモデルも多いです。Windowsもタブレットと融合するような方向で開発を進めていましたからね。
まぁ物理キーボード内蔵の機種が主流になることはないでしょうが、なにかこういうこだわりのある製品が出続けることはなんだかうれしいものです。