先日発表されたiPhone11ですが、地味なところに非常に大きな変化がありました。
それが充電用のケーブルです。なんと、電源コネクタの部分がUSB-typeCになり、iPhone側のコネクタはライトニングのままでした。
これに怒りの気持ちをぶつける人も多いようで、多くの意見がありましたね。
iPhoneがtypeCになる可能性もあったのかなと思うのですが、これは斜め上からの変化でした。
USBは変わろうとしている
USBと言えば、一般的にあの形をしていますよね。
あの、と言えばわかってもらえると思うんですが、両面対応ではない、あの長方形の形です。
USBの歴史は長く、あの長方形はこれまでずっとパソコンやスマホ、さらには楽器にまで、あらゆるところに使われる一般的な形になりました。
しかし、少しずつUSBがここにきて変わろうとしています。
それがタイプCでよく見かける、あの小さい楕円形の形です。スマホだけではなく、最近は小型のノートパソコンなどもあのUSBで充電ができるようになってきています。
今後、さらに市民権を得る可能性があります。もしかしたら、長年使われてきた長方形のUSBが過去のものになるときがくるのかもしれませんね。
両面刺しできるのもメリットですが、小さいというのもメリットです。プリンタなどはどっちでもあまり変わらないですが、スマホなど周辺機器は小さければ小さいほどいいですしね。
また、今回のiPhoneの件もそうですが、USB Power Deliveryという高性能の給電に対応できるというメリットもあります。
USB4の登場で何が変わるか
USB4もこれから登場することになります。もうすでに仕様などが発表されています。
USBはとても進化していて、データだけではなくオーディオや電気も送ることができます。USB4の登場でさらに給電能力が上がるのであれば、すべての電気はパソコンから供給されるようになり、プリンタやディスプレイなどは電源ケーブルを指す必要がなくなるかもしれませんね。ディスプレイが音も映像も電気もパソコンからUSB一本で送れるのであれば、だいぶスッキリしますね。
昔はUSBminiやmicroなどもありましたが、徐々に減ってきています。とくにminiについては、最新の機器にはほぼ搭載されなくなっているのではないでしょうか。
いろいろと種類が増えたUSBではありますが、コネクタはもしかしたらあの小さい楕円のUSB typeCにすべて統一されてしまうことも、そう遠くないうちにありえるのかもしれません。