先日、APPLE WATCHの新型が登場して、今回はチタン製のものが登場しました。
APPLEが先日発表したクレジットカードもチタン製でしたね。
なにかと話題になるチタンですが、いったいどのような金属なのでしょうか。
ちょっと気になったので調べてみました。
優秀な金属?デメリットは高いだけ
金属というと、金や銀、鉄、アルミニウムなど、いろいろ思い浮かべる人も多いでしょう。
金属にはいくつか種類はあれど、それぞれメリットやデメリットがあります。
柔らかすぎてもだめですし、硬すぎても加工がしにくいので使いにくいですね。
おもすぎてもだめですし、軽すぎてもだめなわけです。
まぁバランスを見つつ、適材適所な感じに身の回りのは多くの金属が使われています。
ではチタンはどんなものなのでしょうか?
色としては、金のように明らかに輝く感じではなく、どちらかというと鈍い光を放ちます。
チタンのメリットは、何よりもその丈夫さです。
硬いだけではなく、熱にも強く、航空機などの素材にも使われています。
そして錆びにくいという性質もあります。これも乗り物には最高の素材ですね。
その一方で、意外にも軽いというメリットもあります。
軽いのでアクセサリーなどにもよく使われる素材です。アクセサリーといえば、チタン製のピアスというのをイメージする人も多いでしょう。
チタンはアレルギー反応が起こりにくく、有毒性もないことから、アクセサリーや医療器具に最適な素材とされています。
クレジットカードや時計に使われるのも、こういったところからでしょうね。
デメリットは、その金額の高さです。そして先述の通り硬いことからも、加工がしにくいというデメリットもあります。
意外と歴史の浅い金属
そもそもチタンという金属が確認されたのは、1700年代後半のことです。チタンのネーミングは、タイタン(TITAN)から来ています。巨人です。
今で使われている金属にも古代からあるものもありますし、そう考えると不思議ですよね。
1900年代後半になり、チタンが一般的に使われるようになりました。そう考えると、コンピュータの歴史と長さとしてはそんなに変わらないんですね。
チタンを自由に扱えるようになったのは、まだまだ最近の話です。チタンを自由に発色できるようになったのは2002年のこととか!
そう考えると、まだまだ思いもよらぬ使い方も秘めている金属なのかもしれませんね!