こちらはずいぶん前に、ニュース読みで取り上げた話題です。
未来の食糧問題は、自分自身も今後の重要な課題として考えています。
魚が食べられない未来
食糧問題はいくつかあります。
その中でも近いうちにやばそうなのが、海洋生物の問題です。
将来は魚が食べられなくなってしまうかも、って話です。
理由は二つあります。
一つは気候変動です。
もうすでにサンマが獲れなくなりつつありますが、これも気候変動に原因があるという話も。
気候変動が海にも影響し、いつも日本にくる魚が来なくなっちゃう、ってことですね。
もう一つは魚を食べる国が増えていることです。
ヨーロッパをはじめ、中国などアジア圏でも魚を食べる人が増えているのです。
魚を食べる国はどちらかというとマイナーな方だったのですが、世界中の人が魚を食べてしまうと、足りなくなっちゃうよねってことですね。
そのためちゃんと制限をしながら、食べつくさないようにしなければなりません。
しかし一部では不正漁業も行われており、問題になっています。
培養魚肉で解決するしかない
魚が食べられない!魚が好きなので、困ってしまいます。
そうなると、解決策は3つです。
一つは養殖のテクノロジーを向上させること。魚が足りないなら増やせばいい。
実際に、こちらも技術が進んでいます。
もう一つは代用肉です。牛肉でも大豆を使った代用肉があるように、魚でも代用肉を、って話です。
とはいえ、さすがにお刺身を代用するわけにも…。
そこで3つ目の新しいテクノロジーが話題となっています。
それが、人工的に肉を作るということです。培養肉です。
近未来!
もうすでにスシローがアメリカの企業と提携し、培養魚肉を進めています。
数年後、スシローに培養魚肉が並ぶこともあるのでしょうか。
そして数十年後、本物の魚なんて口にできなくなる日が来るのでしょうか。
前に子供が切り身のまま魚は泳いでいるのかと思っていた、という話が話題になったこともあります。
皮肉なもので、本当に切り身のまま世の中に登場するようになりそうです。
どんな味がするのでしょうか。ちょっと食べてみたいですね。