APPLEが眼鏡型のデバイスを開発しているというニュースが以前ありました。
ただたんに眼鏡でSiriが使えるようなものではなく、目の前の視界に拡張現実を組み込むようなもので、APPLE WATCHの次の形でウェアラブルデバイスを打ち出すような噂で、個人的に期待をしていました。
しかし、残念ながらこのデバイスは開発中止となったという報道もあり、残念だなと思っていたのですが、どうやらそういうわけでもないのでしょうか。
APPLEは眼鏡ではなくヘッドセット?
これが眼鏡型デバイスと同じものなのかどうかはわかりませんが、どうやらAPPLEがヘッドセットを来年発表、発売するという噂が流れています。
アップル、ARヘッドセットのリリースは「2020年前半」–著名アナリストが予想(CNET Japan) – Yahoo!ニュース
個人的には日常的に使うのであればヘッドセットより眼鏡のほうがいいんですけど、ヘッドセットだとさすがに外で使うものではないですよね。
ただ単にVRでゲームをするとか、大画面で映画を見るとか、そんなところに落とし込むものなのか、もしくはもっとなにか新しいことができるのか、詳しいことはもちろんわかりません。
来年には登場するかも、ということで、少しだけ期待してみようと思います。
来年はAPPLEはこのほかにも紛失防止タグを打ち出すことにはなると思いますが、このあたりも気になるニュースですね。
Facebookもヘッドセット
Facebookもヘッドセットを開発中という報道がありました。
こちらはリアルの現実空間を3Dマップに落とし込んでAR同期させるというもので、そうなってくるとヘッドセットというよりかは眼鏡に近い、というより眼鏡のように外でも日常的につけてもおかしくないようなものになるのでしょう。
これはこれでちょっと期待しているデバイスです。
FacebookはSNSとしては最大手ですので、SNS上でつながっているコミュニケーションをヘッドセットに落とし込むことができるのかどうか、というところも気になるところですね。
ハードルは高い、うまくできれば流行る
VRはとても面白いツールですが、日常的に付けられないというのが欠点です。
そういった意味で、日々の生活とのコミットを考えるのであれば、ARはとても魅力的です。
しかし、ARは非常にハードルが高いのです。というのも、ARを常に体験するためには、AR対応の眼鏡をかけることになります。
仕事の場でも家でも遊びの場でも、眼鏡をかけるのです。
普段使っているくらいの眼鏡でそれができればいいのですが、実際問題それを技術的に行うのは難しそうです。
ごついのつけるのはみんな嫌ですし、重いのも嫌ですよね。
さすがに顔につけるものですので、どれだけおしゃれに、どれだけ小型にできるかが重要です。
腕時計のAPPLE WATCHもデザイン面はさんざん言われてましたが、それよりもARグラスのほうがはるかにハードルは高いと思われます。
うまくいけば主流になるでしょう。
技術面と、デザイン面、さらにはそれで何ができるかというところまで含めて、最初の一手をどこの会社が打ち出すかとても楽しみです。