自分はQRコード決済についてはかなり以前より注目していました。昨年の登場以来使ってみましたが、思ったほどでもなかったのいう印象が正直な感想です。
QRコードのメリットとデメリット
QRコードのメリットは、導入コストの低さです。
お店はバーコードで読むところも多いですが、スマホを使ってQRコードを読み込むことで決済をすることもできます。同様にユーザーはスマホのアプリがあればOKで、スマホも新型のものでも旧型のものでも、コードを表示できるまともなディスプレイがあれば利用することができます。
世に出ているスマホであれば、ほぼすべて利用可能というハードルの低さが売りです。
大きな設備がなくとも、買う人、売る人の両方がスマホを使い、通信が可能で、なおかつ同じアプリがあればそれで済むというのがメリットです。
一方でデメリットは、実際に使ってみると意外にめんどくさいなということでした。スマホでアプリを立ち上げるだけなんですが、意外とそれすらめんどくさいことがよくわかります。
もっとも、それをめんどくさいと思う理由は、それより簡単にスピーディーに決済ができるFeliCaの利便性をみんなが知っているからなのかもしれませんが。
次世代はその欠点も解消か?顔決済に注目
キャッシュレス先進国の中国では、顔認証決済が拡大しているそうです。
コードを表示させず、店員さんに顔を読み取ってもらえばOKということみたいですね。記事内の写真では特殊な専用端末を使っているようですが、これはスマホでも利用可能なのか気になるところです。
メリットとしては、ユーザーはおそらく登録を済ませていればスマホを起動する必要も、もしかしたら持ち歩く必要もなく、文字通り顔パスできるということです。細かいことがわかりませんが、もしそうであればかなり利便性は高そうです。
デメリットとしては、顔のデータを別の会社が収集できてしまうということです。
ここをどうとらえるかですが、もうすでにFace IDのように顔認証のロック解除機能は浸透していますし、なにをいまさらという考え方もあるかもしれません。
もう一つは、月並みな懸念ではありますが、双子の場合はどうなるのかなというところです。覚えのない決済があり、「あいつか!」みたいなことがありそうな予感も。
どうなんでしょう、顔認証はそれはそれで完璧でもありません。決済のような大事な部分でそれを使っていいものかという心配なところもあります。
決済のやり方についても、これからどんどん新しい技術は登場することになるでしょう。より便利に、簡単に、安全な技術が登場するのが楽しみですね。