ウォークマンは今年で40週年です。
ウォークマンの歴史は、まさに人類と音楽とテクノロジーの歴史ということで、京都での授業ではウォークマンの歴史についてはかなり力をいれてやっているところです。
ウォークマンの歴史を追うだけで、いろんなことがわかります。
そんな自分の授業にも新しい1ページが増えそうです。
ストリーミング対応へ
新型のウォークマンはストリーミング対応とのことです。
ソニー、「ストリーミングウォークマン」登場–Spotifyも聴ける「NW-A100/ZX500」
対応しているのはSpotify、YouTube、APPLE MUSICなどが含まれているようですが、ホームページを見る限りすべてに対応しているわけでもないのでしょうか。
ただ報道を見ると、Androidベースですので、ソフトウェアの追加は可能というようなニュアンスで書いてあります。
その他のサービスも利用できると思ってよさそうですね。
音楽コンテンツはアメリカではストリーミングが主流となっています。
日本でも多くのアーティストがストリーミングで楽曲を公開しはじめ、まだまだ発展の余地はありそうだなと思っていて、こういうウォークマンが登場することは個人的には歓迎です。
スマホじゃダメなのか?
さて、ストリーミングのサービスを聞くためならスマホでいいのでは、と考える人も多いと思います。
音楽がMP3といったデジタルデータが登場した世紀末から、もはやスマホでいいんです。音楽を聴くだけならば。
自分自身もスマホで音楽を聴いていますし、なにも不自由なことはありません。
それでもなぜウォークマンが必要なのか。これはもう答えは一つしかなく、いい音で楽しむためです。
いやいや、同じデータでしょ?と思うかもしれません、そのとおりで、同じデータです。
でも音は違うと思います。音楽はデジタルといわれていますが、それはあくまでデータの話です。
耳に届くためにはデジタルデータを音に変換させ、回路を通り出力され、イヤホンを通して、空気の振動となって鼓膜へ音楽が伝わります。
この過程はなんだかんだでアナログの作業なんですよね。どれだけデジタル全盛期でも、音楽を再生する機器とイヤホンで音質は変わります。
このあたり追及するのであれば、こういった専門のものを選ぶ方がいいのかもしれません。
じゃあ自分はこれを買うかというと、外で聞く音楽は利便性を追求したいので、買わないと思います。それはそれ、という楽しみ方ですね。
考え方は人それぞれです。なにが正解というのはないかなと。興味ある人は、ぜひ買って感想教えてくださいね!