野球ファンになってまだ日が浅い彩雨さんで、まだまだ知らないことは多くあります。
いろいろ勉強中です。
今シーズンは好調のベイスターズでしたが、筒香選手がアメリカに行ってしまうことになりました。
しかしDAZNのおかげでメジャーリーグも見ることができるので、午前中は大谷選手と筒香選手の活躍を、夜はベイスターズの活躍を見るという忙しい野球ライフを来シーズンは送れそうです。
セリーグでDH制を導入すべきか
今年の日本シリーズもなんだかんだでソフトバンクの圧勝で終わりました。
ここ数年は顕著にセリーグよりもパリーグのほうが強い傾向があります。代表選手もパリーグから多く選ばれていた時期もありました。
この理由はいろいろ言われていますが、その中でセリーグでもDH制を導入するべきではないか、という議論があります。
まぁDH制のあるなしのせいだけでセリーグとパリーグの力の差が出ているかどうかはわかりませんけどね。
投手は投手にだけ専念できますし、守備が苦手な野手も打席に立てますし、野球自体のクオリティの向上につながるのでは、という話もあります。
DH制反対派の意見
DH制に反対派の意見も紹介しましょう。
アメリカでも日本でも多いのが野球原理主義で、もともと9人でやるスポーツだから9人でやるべきだ、という保守的な考え方がまず一つです。
あるとすれば、お金をかけたチームがますます強くなる可能性を秘めているというところも一つあるかなと思います。高校野球でDH制が導入される気配がないのもこのためかなと思います。
ファンからすれば、投手なのにバッターとして活躍しちゃう意外性みたいなのがなくなるという懸念もあります。自分自身も以前ウィーランドのホームランを生観戦で見ているだけに、これはちょっと気持ちがわかります。
投手交代のタイミングがこの投手に打席が回るタイミングを見つつ…という采配もDH制になるとなくなりますね。
DH制の歴史は浅い
DH制が登場したのは、アメリカで1973年のこと。まだまだ歴史が浅いのです。
観客動員数が減っているアメリカンリーグで、盛り上げるために導入されたのがきっかけとされています。アメリカにはナショナルリーグもありますが、こちらではまだ導入されていません。
日本ではアメリカを例に同じく観客動員数の減少に悩むパリーグが75年に導入しました。しかし残念ながら観客動員数向上にはつながりませんでした。
現在は国際試合でもDH制が導入されるなど、注目を集めています。その一方で高校や大学などアマチュアでは導入されていません。
将来の野球はどうなる?
野球もこの世の中に生まれた瞬間から現行のルールではなく、少しずつ変化をしながら発展したスポーツです。
ただここまで大きなスポーツ市場になったので簡単にDH制をというわけにはいかないかもしれませんが、もしかしたらセリーグでもDH制が導入されるときがくるのかもしれませんね。