懐かしい思い出のメールアドレス。キャリアメールはもうすぐなくなる!


メインのスマホ回線をソフトバンクからDMMモバイルに切り替えたのはもう数年前のこと。

不便なく使っていますが、昔できて今できなくなったことが2つありまして、一つはLINEの年齢認証、もう一つはキャリアメールです。

キャリアメールの存在意義

キャリアメールというのは、最初に登場したときは衝撃的でした。当時のメールはもちろんパソコンでしか送受信できませんでしたし、メールアドレスが家族で共用なんてのもよくある話です。

まだ最初の方はWEBメールもそれほど充実しておらず、メールソフトを使っての送受信になります。まぁネット回線も電話をつかったモデムの時代ですからね。今のように繋ぎっぱなしではないので、一度受信をして、回線を切って返事を書いて、またつなげるという感じです。

今では信じられない話ですね。昔にタイムスリップしてうっかり今のようにネットをやったら、電話代すごいことになりそう。

キャリアメールのなにがすごいかというと、昔はそんな個人専用のアドレスを持つということが少なかった時代に、自分専用のアドレスを持てるということ。そしてなにより、手持ちの端末からメールが送れるという衝撃でした。

自分は昔はNTTパーソナルのPHSを使ってたので、@em.nttpnet.ne.jpというアドレスでした。(忘れてたので調べました)

当時はDDI系の@pdx.ne.jpを使ってる人が多かった印象でしたね。懐かしい。DDIの人は短くていいなと思った記憶があります。

昔はどんなアドレスを使ってたか忘れてしまいましたが、その後J-PHONE、vodafone、ソフトバンク、ドコモ、ソフトバンクと渡り歩く中で(途中は社名が変わっただけど)、使っているアドレスも次々と変わっていきました。@i.softbankが登場したときは、ここぞとばかりに申し込みを狙って頑張りまして、みんながびっくりするようなayame@~を獲得できたのが、今となってはいい思い出です。

キャリアメールはなくなる

しかし、キャリアメールはなくなります。これは断言できます。

役目を終えたということです。存在自体には大きな意味がありました。

今はgmailなどWEBメールもまったく遜色なく使うこともできますし、そもそもLINEなど別の方法で連絡を取り合うケースも増えています。

先日、Googleの二段階認証にキャリアメールが使えなくなるという発表がありました。

通信キャリアに頼らないといけないメールであり、今後も必ずしも使い続けるかわからないというのがこの発表の真意かなと思います。

実際問題キャリアメールがなくなるということはキャリアを変えたくないという動機につながるものでしたからね。

今は電話番号も転出できますし、各種SNSのアカウントもすべて継続して使えますし、できないのはこのキャリアメールくらいでしょう。そうなると、やはり切り捨てていくべきものなのかなとは思います。

DMMモバイルも楽天モバイルもキャリアメールはありませんが、それに困ることはないですし、今更それをやるメリットもないでしょうね。まぁYモバイルのようにヤフーアカウントと紐付いたサービスとかならともかく。