Amazonのブラックフライデーで問題になった二重価格表示とは?


Amazonのブラックフライデー、みなさんはなにか買いましたか?

自分はどうかというと、もちろん何も買っていません。

サイバーマンデーの開催も発表

Amazonは12月にサイバーマンデーの開催も発表しましたね。

サイバーマンデーとブラックフライデーは関連していて、感謝祭が終わってすぐの金曜日にリアル店舗でのクリスマス商戦が始まり、その週末で消費が高まることから登場したのがブラックフライデー、週末が終わり月曜日からネットショッピングでの消費が高まる傾向があることから、サイバーマンデーが登場しました。

サイバーマンデーは昔からAmazonはやっていまして、もしかしたらこのときのほうがガツンと値引きをするのかな、と淡い期待を寄せています。

不当な二重価格表示の可能性

さてAmazonのブラックフライデーですが、イオンなど他の店舗も巻き込み、ネット界隈では少しは話題になったかなというところではありますが、別の問題も浮き彫りにさせました。

それが二重価格の問題です。

Amazon.co.jpのブラックフライデーセール、「見せかけの大幅値引き商品がある」との指摘

要するに、値段をぐっと引き上げ、それをセールでぐっと安くすることで、なんかたくさん値引きしている感を出すというやつです。

二重価格表示させること自体が駄目なわけではないんですけど、悪質なものの場合は話は別です。中には値段を十倍にも引き上げた商品もあったということで、ユーザーの間で話題になりました。

この二重価格表示の問題でChromeの拡張機能であるKeepaが話題になりました。これはAmazonの商品の値段がどういう推移で動いているかを確認できるもので、不正で値段を釣り上げてセールしている商品を見抜くことができる拡張機能です。

『Keepa』Amazonの偽セールを見抜け!入れておくだけでOKなChrome拡張機能

サイバーマンデーもありますし、気になる人はいれてもいいかもしれません。自分は日常的にこれは使ってないですけど、相場がわからないものに関してはやはりいろいろ検索をするようにはしています。

ECサイトの難しさ

不当という言い方をしていますが、Amazonが意図的にそれをやっているわけではなく、Amazonを利用している小売店がそれをやっているということです。

こういったセールの時期は値段の推移も激しく、すべての商品を見張ることは難しいですね。

ネットショッピングだからこそ、というところもあるでしょうが、今後ますます利用者も増えるでしょうし、こういったところにも消費者は自己防衛が必要なのかもしれません。