ドコモやauより将来はソフトバンクや楽天がリードするかもしれない理由


auがNetflixと連動させたスマホプランも登場させ、今後はこういったWEBサービスとの抱き合わせというのもトレンドになってきそうだなという気配もありましたが、ドコモもAmazonプライムとの連動サービスが始まりました。

ドコモ新プラン「ギガホ」の契約者 Amazonプライム会員権1年無料に – ライブドアニュース

1年だけ?そこは気になるところですけど。

大手はこうするしかない?

通常使用では格安スマホの通信との大きな格差もなくなり、値段の差が目立つ一方で、大手三大キャリアはこういった外部との連携を図る流れに頼らざるを得なくなるでしょう。

Amazonプライムは通販だけではなく、動画や音楽サービスなども利用できることもあり、スマホとの連携という意味では一番いいサービスかもしれません。

トータルで実際にお得かどうかは別としても”お得感”を出せるということに意味があるわけですので、効果はありそうです。

Amazonとしてはドコモユーザーまるっと得ることができるチャンスが広がるわけで、日本国内のシェアをさらにぐっと広げることができそうです。

生活インフラとしての携帯キャリア

これまでのように端末とセットで利益を得るやり方は、今後は難しくなってくるでしょう。格安スマホの件と合わせて、総務省もさらにシムロックについて厳しい指導をしています。

端末が完全にフラットになり、通信料金で格安スマホに対抗できないのであれば、通信とは別の部分でどう差を出していくかに力を注ぐしかありません。

今回のようなNetflixやAmazonといった外部サービスとの連携であったり、吉野家の牛丼などが食べられるとか、サーティワンのアイスが無料でもらえるとか、そういうところにも頼らざるを得ないでしょう。

しかしそうなってくると、やはり通信以外でどういったサービスを持っているかというのがとても重要で、ソフトバンクや楽天が意外と生活インフラをまるっと自社サービスで抑えることができそうなので、のちのちは多くのシェアをすでに最初から持っているドコモとauよりも有利な立場になるかもしれません。

次の一手にも注目ですね。