スマホ大手のHuaweiを巡り、アメリカとバチバチやりあっている、というのは少し前のこと。
現在もそのよくない関係は続いていますが、アメリカはアメリカ国内の会社に対し、Huaweiとの取引を禁止するという措置を数日前に発表しました。
Googleサービスに依存しているスマホ
Huaweiは、スマホはAndroid、パソコンはWindowsを搭載しています。
AndroidもWindowsももちろんアメリカの企業が開発しているものです。
この禁止措置というのは、具体的にいったいどのレベルまで禁止なのか見えてこなかったのですが、具体的にGoogleはHuaweiにソフトウェアの提供を停止する措置を行うようです。
実は中国国内はGoogleのサービスが使えないような仕組みに昔からなっていまして、中国国内で考えるとあまり大きな影響はありません。
しかし、日本はサービスの多くをGoogleのものを使うような形となっています。
日本国内のHuaweiユーザーへの具体的な影響についてはこれからでしょうが、Huaweiのスマホを使う人がGoogleのサービスを利用できない、ということは現実的にありえるのか、注目が集まります。
Androidは無料で公開されているOSではありますが、公開されているバージョンと日常的にみなさんが使うバージョンは違うものです。
今後は新しく登場する端末については、最新版のAndroidをHuaweiに導入することはできなくなるだろうという報道がありました。また、Googleが開発しているアプリもインストールできなくなります。
AndroidはGoogle Playストアからアプリを配信していますが、こちらに関してはどうなのでしょうか。もしこれが使えなくなるなら、公開されている多くのアプリが使えなくなることになります。
この規制が具体的にどういう形になってくるのか、日本国内は例外になると考えにくいですが、もし日本国内でも適応されるのであれば、国内のHuawei市場は大きな打撃を受けることになります。
(ぶっちゃけ、テクニカル的には抜け道はありそうですが)
Windowsも危ない?
これは同様にWindowsに関してもそうです。
Huaweiは多くのWindowsパソコンを販売していますが、同じようにMicrosoftと取引を停止した場合、HuaweiのパソコンにWindowsがインストールされなくなります。もちろんワードやエクセルも。
こんなことって現実的にありえるのか、例えばまっさらなHuaweiのパソコンを買って、あくまで自分でインストールすればOKとか、そういうことになるのか。
このあたりに関しても、情報を追ってみたいところです。
最新情報は変わる
このブログを書いているのは5月20日の午前です。最新情報は変わるものなので、検索でここに行きついて読んでいる方は、情報が古いかもしれません。
続報があれば、必要に応じて追記していきたいと思っています。