スプーン23杯?砂糖を欲する冬


寒い日が続きますね。いや、それでも最高気温16度とか17度とかの日もあるので、12月にしてはあったかいほうなのかもしれませんが…。

寒いのは苦手です。

スプーン23杯の魔力

こんなに寒いと、スタバなどでゆっくりあったかくて甘い飲み物を飲みたくなるものです。

各社こぞって冬の美味しい飲み物を打ち出しているところですね。

イギリスの調査で、こういった大手チェーンの期間限定ドリンクには最大でスプーン23杯分の砂糖が含まれているという記事がありました。

大手チェーンの期間限定ドリンク、最大でスプーン23杯相当の糖分含有 英調査

一番大きいサイズでなんと758キロカロリーだそうです。

世の中健康志向ではありますが、結局のところ食事でカロリーをカットしても、ここで甘い飲み物を飲んでしまったら同じということです。

とはいったものの、やはりこういった飲み物は美味しいですよね。

甘くてカロリーが高いものは美味しいと相場は決まっているのです。

まぁこのカロリーの話ですが、1日に摂取すべきカロリーで考えると、普通のご飯にもカロリーはたくさん含まれているわけで、そこまで気にしすぎもどうかなとは思いますけどね。

もっともこういったドリンクを1日に3杯、4杯と飲むのであれば話は別ですが。

砂糖は高級品

砂糖は高級品でした。日本では奈良時代には伝えられていたといわれています。しかし、日本で砂糖を栽培するようになったのは江戸時代になってから、しかもそれも薩摩藩の支配下にあった琉球王国での話です。

今でこそ砂糖はどこにでも売っているわけですし、日常的に摂取するものでありますが、いかに長い間、砂糖が高級品であったかがうかがえますね。

逆に言えば、昔の人が現代で食事をしたらびっくりするでしょうね。

砂糖は今や料理でも欠かせない重要なアイテム、もはや砂糖なしの生活は誰もできないでしょう。

ですが、意外にも日本は先進国の中では砂糖の摂取量は少ないほうです。

ずば抜けて多いのがブラジルとオーストラリアで、日本はなんとその4分の1ほどです。

まだまだ寒い日が続きますが、冷えて疲れた体に、カロリーたっぷりのドリンクが染みわたりそうです。