職場でBGMはアリ?BGMを流すメリットとデメリット


みなさんの職場は音楽は流れていますか?

カフェや居酒屋などで働いていたら流れているかもしれませんが、会社勤務ですとどうでしょう。

職場のBGMはアリ?

集中力やクリエイティブな作業は、完全に静かな状態よりも、ほどよい騒音があるほうがはかどるという話もあります。

静かすぎる図書館よりもある程度うるさいカフェで勉強したいという人がいるのも、こういった理由です。同様に音楽を聴きながら勉強している人もそうですね。

もちろん、騒音も爆音すぎたら話は別ではありますが。

先日、飲み物で有名なダイドーが、職場でBGMを流すという報道がありました。

ダイドーが進める働き方改革 職場での昼寝推奨やBGM導入も – ライブドアニュース

なかなか珍しい試みだと思います。

これだけ大人数での職場でのBGMはけっこう難しくて、なかにはそのジャンルの音楽が嫌い、という人もいるかもしれません。

万人受けするBGMというのはなかなか難しいものです。

気になる、どんな曲を流しているかについてですが、記事にはこうあります。

「午前中は朝からやる気を上げる活動的な雰囲気に合うBGM、午後はアコースティック楽器を中心としたライトで爽やかなフュージョン、夕方は大学教授監修の集中力を高める美しい音楽を中心に流しています」

https://news.livedoor.com/article/detail/17435748/

なるほど、なんかわかるような、わからないような…

近年は働き方改革が盛んに話題になっていますが、こうしたBGMは今後どうなるでしょうね。ダイドーは合わせて服装であったり、昼寝推奨であったりと、多くの試みをしているようで、とても好感が持てますね。

集中力向上以外にもメリットはある

BGMは集中力向上というメリットがありますが、他にもいくつか効果があります。

先日の京都で”音と環境”というテーマでBGMについても話をしましたが、例えば静かすぎるよりもある程度の音が流れている方が話がしやすいという逆説的なメリットがあります。

話はしたいけども、関係ない人に聞かれたくないというケースであったり、静かな空間を乱してはいけないという心理であったりが働くからです。もしかしたら職場内も、BGMがあるほうが意思疎通や連携がしやすい働きがあるかもしれません。

あとは、職場の音空間という視点で、難しい言葉を使わずに説明するのであれば、要するにシャレオツな音楽が流れるシャレオツな空間で、より身を引き締めて仕事をしよう、という感じです。

集中力を欠くケースも

このBGMと集中力の話ですが、場合によっては集中力が欠くことになるケースもあります。

人によるというよりかは、どちらかというと作業内容にもよります。

なので、こればかりはケースバイケースで対応するしかないのですが、職場全体でBGMが流れる場合は、いろんな仕事をしている人がいるわけですので、流す側としては自己満足にならないように気を付けなくてはなりませんね。