QUESTIONより:意外と知らない、お年玉とポチ袋の由来


QUESTIONより

もうすぐお正月ですね。お年玉をあげる側としては結構な出費なので複雑です。お年玉っていつからの風習なのか、何故お年玉入れる小さな封筒を「ポチ袋」と言うのか疑問に思ったことありませんか?


もうすぐお正月ですね。

実は今、過去ブログでお年玉は新札をいれるべきなのかどうかという過去ブログにけっこう多くのアクセスが集まっています。

お年玉、新札で検索するとアヤノ.メがかなり上の方にでてくるみたいですね。

お年玉はいつからある?

お年玉って、子供のころからあった風習です。

一般的には結婚式などと並ぶ慶事ですので、正式には新札で渡すのがマナーとされているようです。他の方が書いた記事だと新札で渡さないなんて人間性を疑われる!くらい書いてるのも見ましたが、個人的にはそのレベルではないかなとは思ってます。

みなさんどうでしょうね、自分はそんながきんちょどもにわざわざ新札では渡さないですが、きれいなお札では渡したいところです。

さてお年玉はいつからある風習なのでしょうか。

実はお年玉というのは本来は「年魂」からきた言葉とされています。魂です。

昔は数え年でしたので、正月になるとみんな年をとるわけです。毎年、神様から魂を分けてもらって、ひとつひとつ年齢を重ねていくということです。

その魂を分けるというのは、お餅なんです。正月には鏡餅とかお雑煮とか、お餅にかかわることが多いですよね。お餅に神様が宿るわけです。それを食べて年をとるということです。というわけで、昔はお年玉というのはお金ではなくお餅を渡すようなイベントだったそうです。

江戸時代後期あたりからお餅ではなく金品を渡すケースも増え、昭和中期から完全に今のように子供にお金を渡すイベントとなりました。その前は子供に渡すというより、主人が使用人に渡すようなものでした。

ポチ袋のポチは?

最初ポーチからポチかと思って調べたら、ポーチではない!と書いてありました(笑)

よく点のことをポチといいますが、そのポチみたいですね。調べたところ、これは関西の方言のようです。知りませんでした!ポチ袋って昔は点袋とも言ったそうです。

「これっぽっち」のポチが大元のようです。これっぽっちではありますが、どうぞという奥ゆかしい心があるのでしょうか。

お正月はすぐそこ

早いもので、今日は30日。明日は大みそか。

明日はまた1年を振り返るブログをせっせと書きたいなと思うので、通常ブログは今日までです!

ちなみに元旦も通常どおりボイスアヤノ.メが更新される予定ですので、お楽しみに!