近年は、中学生くらいからスマホがある世代が若者になって社会へでていくタイミングでもあります。
パソコンではなくスマホで卒論を書くなんてことも珍しい話ではありません。
パソコンが使えない若者
その中で、パソコンが使えない若者が増加している傾向にあるといわれています。実際、多くのことはスマホやタブレットでできます。
昔は若者がパソコンを使え、中高年が使えないというデジタルディバイドがありましたが、そんな言葉すら聞かれなくなりましたね。今は中高年はパソコンが使え、若者が使えないという流れなのでしょうか。
スマホやタブレット、そしてパソコンの境界線については、個人的にもとても興味を持っているところです。
情報発信力
2010年代はまさにスマホの10年でした。
ですが、そんな10年間の最後に、スマホからパソコンへの回帰がという記事がありました。
2019年になぜ「スマホからPCへの回帰」が現れ始めたのか(ITmedia PC USER) – Yahoo!ニュース
記事によれば、よりクリエイティブなことをするためにはパソコンが必要だから、という指摘があります。
この背景には、この10年間のスマホ、SNSの台頭を経て、情報を受けるだけではなく、情報の発信側への意識が高まったということもあるでしょうね。
ある意味、その上の世代はただ与えられた情報を受け取るだけで、それならばスマホやタブレットだけで十分です。このあたりの意識の差が、若者世代とどれくらいあるのか、興味があります。
先日のVoicyでもお話しましたが、2020年代は情報発信力が大事になってきます。情報を受けることだけに慣れすぎてしまった世代は、あっという間に若者世代に置いていかれてしまうかもしれません。
これはビジネスでも、エンターテイメントでも同じ傾向があります。待っているだけではなにもチャンスがつかめない時代となります。 ある意味、厳しい時代かもしれないですが、ある意味、楽しい時代だと思っています。
自分なんかは情報を受けることに慣れすぎた最後の世代だと思うので、自分自身が一番意識を変えていかないといけないなと思っています。来年はそんなところを目標にがんばっていきたいものです。