まさかArtoyまでも?オリンピックイヤーに改めて考えたい、サイバー攻撃とは


先日、いつも物販でお世話になっているArtoyがサイバー攻撃を受けました。

土屋 良太 on Twitter

海外からの訪問者が絶えません。10月 の訪日外国人よりも沢山の訪問者がウチのサイトにいらしてます。サイバー攻撃をされるくらいの悪業をしたのかと胸に手を当てて色々と反省しています。

海外からのサイバー攻撃とのこと。現在はサーバーを変更し、摩天楼オペラのWEB物販も再開しています。

理屈は単純?サイバー攻撃とは

サイバー攻撃という名前だけ見るといったいどれだけ最先端な攻撃なんだろうと思います。言葉だけだと、なんだかSF映画に出てくるようなレーザービームでも打ちそうな感じですよね。

実際は、インターネット上での攻撃で、直接的に人命を脅かしたり、ミサイルを落としてなにかを破壊するというものではありません。

サイバー攻撃にもいくつか種類がありますが、今回Artoyが受けたサイバー攻撃は、DDoS攻撃と呼ばれるものにあたります。

中には個人情報を抜いたりページを差し替えたりなどできるものもありますが、DDoS攻撃というのはそういったことはできません。いわゆるサイトを落とす、ということに目的があります。

数あるサイバー攻撃の中でも、理屈は単純なものです。早い話が、一斉にそのサイトにアクセスすることで、サーバーに負荷を与え、WEBサイトを表示させなくさせることです。昔はF5攻撃なんて言葉もありましたが、大勢でホームページのリロードを繰り返してサイトを落とすという技もありました。今はそんな人力でできるものではなくなりましたけどね。

みなさんも、なにか重大発表やチケット発売などがあった場合、そのホームページが重くなるという現象を経験されたことあるかと思います。アヤノ.メも以前イベントの発表をしたときに、サーバーがアクセス過多でアクセスできなくなりましたね。

だれにでも降りかかる災難である

DDoS攻撃から身を守るためには、同一IPアドレスからの大量アクセスを防ぐとか、そもそも海外からのアクセスを制限するなどの方法もあります。

しかし、通常のWEBサイト運用でそこまで考える人はいないでしょう。自分もアヤノ.メでサイバー攻撃対策など何もしていません。やってるのは海外からのスパム対策くらいです。

ですが、今回まさかのArtoyが海外からサイバー攻撃を受けたというのは、個人的には驚きでした。例えば東京オリンピックの公式サイトとか、総理官邸のホームページとかならまだわかりますが、こうなってくるとWEB管理というのもここまでしなければならないのか、と思うわけです。

今回はArtoyとっては災難でしたが、同様のことが各企業、団体、個人でも起こりえるということを、オリンピックを迎えなにかと日本が注目される2020年に改めて注意しなければならないのでしょう。

土屋さん、復旧お疲れさまでした!