有線LANケーブルを切断しネットワークに侵入する話


最近はあまり聞かなくなりましたが、黎明期の頃の無線LANは、危ないから接続しない、という声も聞こえました。近年はセキュリティの形が別方式になったので、旧方式だったころの話でしょうね。

自分自身は正直あまり気にせず使ってましたけどね。

有線LANは安全説は覆される?

先日、面白い実験が話題になっていました。

有線のLANケーブルを物理的に切断し、ネットワークに侵入するというものです。

LANケーブルをニッパーで切断し5秒でネットワークへ侵入・盗聴できるか実験してみました – DARK MATTER

内容はちょっと難しいですが、結論からいうと5秒で侵入できたそうです。

なるほど、こういう発想はなかったですが、よくよく考えると有線だから安全、というわけでもないのかもしれません。

いや、まぁここまで気にしてたらキリはないですけどね。

そもそも有線LANを使わなくなってきた

そういえば、最近は有線LANはあまり使わなくなってきましたね。

デスクトップPCやプレステなんかも無線で使えるものも増えてきましたし、近年はスマホやポータブルのゲーム機もワイヤレスに繋がないと、という世の中ですし、家庭内で無線LANがあることはむしろ当たり前のようになっているかなと思います。

そういった中で、実は自分自身も昔は5mの有線LANケーブルを何本か持っていましたが、数年前に処分してしまいました。今ではほぼワイヤレス、有線でしか対応してないものもあるので、短めのケーブルをいくつか使っているくらいですね。

昔は家中をLANケーブルが通っていましたが、もうそんなのも昔の話でしょうね。

一般的な会社だと、このあたりどうなのかなと思います。ホテルでもノートPCに有線の端子がなくなってきていることもあり、ワイヤレスが主流になっている印象もありますね。

また、最新のWiFiはとにかく高速です。遅いから、という理由で有線を使う人ももういないかもしれませんね。うちはそもそものネットワークが遅いので、この高速のWiFiの恩恵を授かることはなくあまり最新のWiFi事情には詳しくないのですが、たまに調べてみると時代の進化にびっくりします。

そのうち、業務用でしかLANポートを見ない日も来るかもしれません。