信じてない?新型コロナウイルス、デマ4選


頻繁にブログでコロナウイルスの話をしていますが、それだけ自分にとっても非常に大きな出来事だと思っています。

海外から始まり日本で流行しつつある感染症としてはここ数年なかったものです。

今回はコロナウイルスに関するデマ情報のまとめです。

こういった社会的な緊急事態がでると、必ずデマが流れます。そのデマが生まれる背景には、社会的な不安があります。いくつか気になったデマを紹介します。

感染者が逃げた

関西国際空港で、症状のある中国人観光客が検査前に逃げて、USJと京都へ行った、という情報がSNSを中心に駆け巡りました。調べたら1月24日ということで、日本でも徐々にコロナウイルスへの関心や認知が高まっている状態のころです。

こうしたデマが流行するところに外国人に対する偏見であったりも見え隠れしますが、こういったSNSでのフェイクニュースに関しては中国の巨大SNSであるウェイボの投稿ともリンクされていて、情報ソースがわかりにくいという海外からの情報輸入というのも関係ありそうです。

そういったところ、これまでにあまり見られなかったデマというところで、注目していました。

空気感染する

新型コロナウイルスが空気感染するという情報も出回りました。

こちらに関してはエアロゾル感染というのがありまして、ウイルスが霧状の液体に交じって感染ことを指す言葉ですが、今回のコロナウイルスがそれにあてはまる可能性、というところから空気感染するんじゃないか、と一気に広まったデマです。

エアロゾル感染についてはこのブログを書いている23日午前中の段階ではまだ確定情報ではありません。ただ可能性については指摘されています。また、空気感染は今のところ確認されていません。

検査に8万円

コロナウイルスの検査はすべて自己負担で8万円かかる、という情報も駆け巡りました。

こちらについては投稿者本人が誤情報であることを認め、そういった経緯も含めて話題になりましたが、やはりインパクトのある誤情報のほうがどうしても大きく出回ってしまうものです。

「新型コロナ検査は自己負担8万円」、なぜ誤情報は拡散されたのか

Twitterでのデマ情報拡散の場合は最初の出どころがはっきりするだけに、拡散力は高い反面、最初の一石がどこなのかも突き止めやすいという側面もあります。

口裂け女の時代にTwitterがあれば、もう少し真相もつかみやすかったでしょうね。逆にいえば、そういった都市伝説はこれから先、登場しにくいこともあるかもしれません。

人工ウイルスの可能性

デマというか都市伝説にも近いところですが、今回の新型コロナウイルスが人工的に作られたウイルスである可能性については、都市伝説界隈ではかなり早い段階から話題になっていました。

ただあの界隈だとそういうのが好きな人同士が楽しむわけですので、どこかちゃんと大前提の部分があるわけです。しかし今は一般層の中でもこの人工ウイルス説が入ってきてしまっているので、多くの研究者がこれを否定するような事態になっています。

とはいえ、実は都市伝説の完全な否定って難しいんですよね。悪魔の証明にも似ているところもありますから。だからこそ、都市伝説が好きな人とはこの話は楽しいですけど、都市伝説のことをあまり知らないでこの話を信じている人とこの話をするのはとても難しいのです。

自分自身は都市伝説は大好きなんですが、あまり大々的にアヤノメで扱わないのも、変に鵜呑みにされたら困っちゃうなというところが理由です。

まぁ、何が本当で何がデマなのかは、この人工ウイルスについては自分自身もよくわからないなと思います。真相は明らかになる日は来るのでしょうか!