新型コロナウイルスの影響、日を追うごとにやばくなってきています。予想はしていましたが。
イベント開催については難しい判断
自分自身がエンタメ業で働いていることもあり、心配事の一つがイベント開催でもあります。
正直なところ、開催しても批判、中止しても批判というところで、苦しい状況にいます。
音楽ライブの中止についてはすでにいくつかありますが、3月になってからどうなるかというところでしょうね。また、握手会などのイベントも中止になったり、内容を変更している人たちも増えてきました。
Jリーグもチーム関係者に一人でも感染者がでれば試合を中止する、なんて報道もありました。
自己責任という言葉ですべて片付けてしまうのもなんですが、やるのか、やらないのか、いろいろときわどいタイミングにあります。
公共インフラが止まる可能性
名古屋高速で働く人に感染者がでたため、濃厚接触した可能性のある人を自宅待機にさせるという出来事がありました。
そのため、一部の料金所はETCも含めて閉鎖されております。
こうなってくると、鉄道会社やバスなど、もし乗務員に感染者が出た場合、公共交通機関が止まる可能性も否定できない状態になっています。
考えにくい状態ではありますが、例えば電力会社、ガス会社などで大量に感染者が出てしまった場合はどうなるのでしょうか。
恐ろしい話ですが、最悪のケースではこういったことも含めて考えなくてはならない段階に行きつつあります。
ピークはいつだ
このコロナウイルスの件、気になるのはピークがいつだということです。
一般的に春になれば落ち着くといわれていますが、それはあくまでインフルエンザを例にとった話。新しい病気ですので、これからどうなるかなどだれにもわかりません。
なにより怖いのが「わからない」状態であることです。
ピークを測る上で重要なのが感染者数です。この感染者数、これから先は確実に増えます。前にもボイスアヤノ.メでお話しましたが、実際に病気の人が増えるだけではなく、現在検査をさせてもらえない人たちが検査ができるようになり、見かけの数字が増えるということです。
実際の病気のピークと感染者数のピークがずれる可能性もあり、見極め期間は長くなります。
自分自身も楽観論もあり最初は春にはおさまるのでは、と思っていましたが、4月のリリースや5月のツアーへの影響がないか心配です。
オリンピックはどうなるのか
状況次第ではありますが、オリンピックに関しても同じようにきわどいタイミングに入りつつあります。
こういうのも、実際にどれだけ感染者がいるとかそういうところだけが判断基準にはならないわけで、この冬~春にかけてそういうことがあった国にオリンピックに遊びに行きたいと思うか、選手たちは出場したいと思うのか、という気持ちの問題が大きいわけです。欧米ではコロナウィルスのことでアジア人への差別行為などもあるようで、心配です。
これはライブなどイベント開催の是非にもつながってくる話ですが、こういった気持ちの部分は時間が経たなければ解決しないところもあります。日本国内向けのライブなどは開催できたとしても、対外的なオリンピックについてはどうでしょうか。この3月、4月で一気にコロナウイルスの件が収まったとしても、外国人の気持ち的な側面はまた別の話なわけです。
なんとかいい方向へ向かってくれるといいのですが。