QUESTIONより
あやくすこんにちは! アヤノメ鬼更新ありがとうございます。…追いつけていません!!笑 早速質問です。 あやくすはクラシック曲にもかなりお詳しいですが、クラシックの曲たちをどうやって開拓していらっしゃいますか? 私は部活でオーケストラをやっていたので、演奏したことのある曲を中心に、好きな作曲家の他の曲を聴き漁ったり、あとは好きな曲目を目がけて行った演奏会でまた別の良い曲に出会って…といった感じですが、なかなか引き出しが広がりません。 あやくすみたいに、もっともっとたくさんの素敵なクラシック曲に出会いたいです! 追伸 摩天楼を追いかけて早8年…笑、こんな私も結婚することになりました〜!オペラさんの登場SE(第九ver)が本当に大好きで、是非オペラverを結婚式で使いたいのですが(もちろん登場SEとして!笑)、編集の詳細を教えて頂けませんでしょうか!到底無理なお願いとは分かっていますが、ダメ元でのお願いでした。自分でも当時のSEを思い出しながら、原曲編集にチャレンジしてみます!笑 お読みいただきありがとうございました。
第九のオープニングSEなつかしいですね。たしかカウントダウンライブのときに、年越しといえば第九だろとか、そんな感じで編集しました。このオープニングSEは自分でもけっこう気に入ってました。でも、あのカウントダウンから地球ツアーの直前くらいまでは使ってましたかね。そのあとのライブでも使ってたかな、どうだったかな。
第九というのはね…
そもそも第九とはなにかといいますと、ベートーベンの交響曲第九番のことをいいます。日本では喜びの歌、なんてサブタイトルもあります。聴けばクラシックをあまり知らない人でもわかるメロディじゃないかな。作曲は今から200年ほど前から行われ、初演は1824年と言われています。200年近くも世界中の人から愛され、人類が残した音楽の中でも最高傑作の一つでしょう。
当時のベートーベンは難聴で、はっきりと音が聞こえる状態じゃなかったと言われています。初演のときはステージにはいたものの、そのときはもう音が聞こえず、演奏が終わったことに気づかなかったという逸話もあります。
ちなみに、CDが最大74分なのは、この第九を全部収録するためにその仕様にした、なんて話もありますね。
なぜ年越しで第九なのか?
所説ありますが、第九自体には年越しと関係しているわけではありません。戦後、日本で12月に第九が演奏され、そのチケットがよく売れたこと、アマチュアの合唱団も参加しやすかったことと合わさって人気がでて、それが年越しへと移行したという説があります。年越しで積極的に第九を演奏するのは日本だけといわれています。
終わりに
質問してくれた方、結婚おめでとうございます。8年も経つと生活環境、仕事といろいろ変わるでしょうが、長くバンドを続けこういう報告を受けられるようになったことをうれしく思っています。
ベートーベンの交響曲第九番、全部で4つに分かれていますが、もっともダイナミックで有名な部分が第四楽章ですね。
この動画ですと、最初の1分くらいまでが、これからすごいのが来そうな気配のあるイントロになってます。なかなか印象的なイントロです。第九はこのあともう少し導入部分を引っ張ったあと、低音でメインテーマを奏でる形となります。
この交響曲第九番は、有名なメインテーマを全力で大合唱するところは1回だけです。25分近くある曲で1度しかないのです。こちらの動画ですと14分23秒あたりです。
バンド使ったSEは、さらにちょっと加工したり別でシンセの音を加えたりもしています。
指揮者・演奏によってテンポ感や厚みもちょっと違うので、いろんなCDを聞いてみるといいかもしれないですね。
素敵な結婚式になるといいですね。