コロナ騒動でそれぞれの市場も大変なことになっていますが、テレワークということでなにかとパソコンやスマホを買い求める人は短期的には多いのかな、とも思ってました。
対照的な二つのニュースがあり、面白かったので紹介します。
PC市場はコロナのせいで不調?
前にPC市場が賑わっているという話をしたことがありましたが、どうやらこの春は不調のようです。
たしかに外出自粛で、そうなると家で多くの時間を過ごすということで、じゃあパソコンでも…となりそうな気もしますが、どうやらそういうわけではない様子。
しかしこれ、本当にコロナのせいなのかな。Windows7のサポート終了のこともあり、買い替えたい人たちはもう買い替えしてしまったということのような気もします。PC市場がにぎわってたときも、まさにこのサポート終了のタイミングでしたしね。
スマホは底堅い、という表現
その一方で、スマホに関しては底堅い、という表現を使った報道がありました。
スマホは中国メーカーのものも世界的に有名ですし、そうじゃなくても中国でパーツを作っているなどもあり、どうしても中国の影響を受ける業界でもあります。
今回のコロナに関して中国は多くのダメージを負いましたが、今となってはそれはもう世界全体が同じですので、相対的に中国だけ落ち込むということもないでしょう。
今年は5Gのこともありますし、国内外でも新スマホへの需要についてはコロナの影響は少ないのかもしれません。
とはいえ、世界的に外出禁止になってるさなか、なかなか新商品を打ち出しにくいところがあります。
テレワークとの関連
もっとも短期的にみるとどうかわかりませんが、コロナ騒動が落ち着いてもテレワークという考え方は働き方改革のこともありますし、残っていく可能性があります。
中長期的には、スマホやPC、ネットワーク関連への需要はまだまだ十分なのかなとも思います。
テレワークだけではなく、子供のリモート学習や、医療のリモート化についてもこういったネットワークや機器がなければ対応できません。子供や高齢者にまでそのすそ野が今以上に広がることを考えると、やはりまだまだ伸びる余地は残されていそうです。