外出自粛モードの中、代わりに増えているものといえばインターネットの通信量でしょう。
これは世界的にも同じ現象が起きており、トラフィック増加からYouTubeの画質を下げるなどの措置も取られています。
テレビ電話を使うしかない
なんかテレビ電話っていう言葉自体ちょっと古いですが、なんていうんでしょうね。テレビ会議?動画配信?
まぁいろいろな言い方がありますけど、ある一定以上の年代だとテレビ電話が一番しっくりきますね。
家で過ごす時間を有効に使うために動画サイトなどを見るということもあるでしょうが、それ以外にも仕事や勉強などでもネットを使うことになります。
母が務める大学ではZoomによるオンライン授業を計画しているようですが、長期化するのであれば、場合によっては大学だけではなく高校や中学ですらこういったオンライン授業をせざるを得なくなるかもしれません。
これは仕事でもそうで、これからより多くの業種で取り入れられていくことになるでしょう。
貧困層の家庭にインターネットを
社会人ならともかく、子供までネットが必須となってしまうと、自宅でインターネットを使えない子どもたちの環境を整えてあげる必要があります。
今のところは電気やガスなどの生活インフラと同レベルになってきている傾向はあれど、生活必需品ではありませんよね。実際に家にパソコンがない若者層も、スマホの契約で使えるギガ数を増やし家にネットをひかない人もけっこういます。
現在は2つの試みが行われています。
一つが、政府がモバイルルーターを配布するということです。大変けっこうなことかと思いますが、どうやら通信費は別とのこと。どうせなら、通信費を出してあげればいいのにとは思いますが、まあそういうわけにもいかないですかね。
最近は無制限で使えるモバイルWiFiみたいなのが急にネット界隈では流行していますが、まぁ品質はいろいろ噂を聞きますけど、それでも昔のことを思えばいい時代になったものです。どのみちコロナがあろうがなかろうがネットは必須要素になるわけで、せめて義務教育を受ける子どもたちだけでもネット環境が整うような制度を作ってあげてほしいです。
もう一つが、大手三社が25歳以下のデータ利用を無制限にするということ。これについては正式発表ではないですが、どうでしょうね。(※記事を書いている3日午前現在)
こちらについても、どのみちコロナがあろうがなかろうが、5G時代になれば無制限にせざるを得なくなります。ただ今はインフラが整っていませんので、今の段階で無制限にしたら、子どもたちが一斉に気にせずYouTubeを見ることになるでしょう。
まぁどれだけトラフィックに影響あるでしょうか。意外とそんなに影響ないかもですが。もっとも、外出禁止の世の中ですと、子供も家にいるということでWiFiを使ってくれると信じて、期間限定でやる可能性はありますね。どういう発表があるでしょうか。
ただこれですと、家にネット回線をひいていない大学生でも、授業が全部オンラインになったとしても対応できますね。家にネットがなければ、授業が全部テレビ電話だったらさすがにデータ制限にかかりそうですからね。
なにかと強制的にネットに頼らなければならないご時世でもありますが、人によって有利不利がでないようなインフラ整備を民間、政府で行っていけるように願いたいものです。