QUESTIONより
コロナの影響を受けて、ZOOMを用いて大学院の顔合わせのオリエンテーションをすることになりました。 初対面の人達とWeb上で話さなければならないことは、直接対面で話すよりも緊張する気がしてだんだん憂鬱になってきました… どのような心持ちで臨めばいいのでしょうか? 彩雨さんだったらこうする、といったことがあれば教えてください!
今は大学や大学院も通常通りの授業は行っているところはないでしょうね。たしかにオリエンテーションをZoomを使ってやるというのはありそうですが、全員初対面でテレビ会議というのも大変ですね。
初対面の人たちとテレビ会議
自分自身はなんだかんだでテレビ会議というのはほとんどやったことがないため、初対面の人たちとテレビ会議というのは経験したことがありません。
たしかにある意味、コミュニケーションのしづらさなどはありそうですが、考えようによっては気楽かもしれません。その瞬間、その時間だけ共有すればいいわけですし、実際の対面だとそのミーティング時間以外でも顔を合わせるわけですからね。いや、むしろだからいいという言い方もできますが。
絶妙な距離感
実はテレビ会議って、もしかしたら絶妙な距離感なのかなとも思ってまして。実際に会うほど親しくしたいわけでもないし、移動時間なども割きたいわけではない、でもメールやチャットほど業務的でもない、というところです。
今はなにかとテレワークということで、あまり日常的にこういったツールを仕事で使わない人も、否応なしに使うようになってきています。
会社によっては最初からチャットでの連絡やテレビ電話を頻繁に使っていたところもありますし、むしろ連絡はログが残るという意味でも、チャット以外は使ってはいけない、というところもあるくらいです。
しかし、普段チャットを仲間内で仕事で使わない場合は、文字ばかりのコミュニケーションになることで、言葉遣いが荒くなったり、イライラがストレートにでる傾向もあります。文字中心のコミュニケーションになるとストレートに感情で齟齬が生まれるケースもあるので、いつも以上に優しい言葉遣いと冷静さが必要です。そういった、いわゆる20年以上前からあるネチケットのようなものから始めないといけない会社もあるようですね。
テレビ電話は、そういった意味ではいいとこどりなのかな、と思っています。このあたりは、日常的にテレビ電話を利用している人の声も聞いてみたいものですが。
どういった気持ちで臨むか
ちょっとこのQUESTION、回答するのが遅かったので、もうオリエンテーションは終わってしまったかもしれませんね。失礼しました。
どういった気持ちで臨むかというのは難しいところですが、例えば緊張したり恥ずかしかったりするのであれば、終始カメラ目線じゃなくてもいいかなと思っています。もしWEBカメラが外付けでいけるのであれば、正面じゃないところに置くのもいいかなとも思います。
それと人数次第では自分の声も聞き取りにくい可能性もあるので、ゆっくりと、はっきりしゃべるのがいいですね。
あとはテレビ会議ということでコミュニケーションしにくいな、と思うこともあるかもしれません。ですが、それは相手も同じように思っていることです。お互いの空気の読み合いというか、一方的にならないようにうまくキャッチボールができれば理想ですね。
今は何かと、慣れないテレビ会議で右往左往している人も多いかもしれません。自分自身もテレビ会議の仕事利用をしているわけでもないので、気の利いたアドバイスはできませんが、コロナ後もなにかとテレビ会議については残る慣習かなと思ってまして、今のうちに慣れておくのがよろしいかもしれません。