一カ月以上前に、あなたは給付金がもらえないかもしれない、という旨の情報発信をしました。
予想はしていましたが、やはりこういった事例がでてきたようです。
全額オレ
今日「全額オレ」というキーワードがトレンドになっていました。
これは給付金を全部夫が自由に使う、という家庭事情の話です。
まぁそういう人も、リアルなところ多いでしょうね。
これに便乗して「全額ヨメ」というのも話題になっていました。
だれが使おうと、これが均等に振り込まれるわけではなく世帯主に振り込まれる以上、その用途に関しては個人ではなく世帯ごとに取り決めを行わなければなりません。
こういったことにしたいして、世帯主という発想が古いのでは、という意見も見られました。たしかにそうかもしれません。時間が経てばマイナンバーカードの普及とともに解決するとは思いますが、それでも今回は世帯主での支払いにしなければ、時間がこの数倍かかるということで、難しかったでしょう。
ケースバイケース、仕方ないケースも
この10万円がなんのための10万円かというのは、人によります。
場合によっては生活費の補填に、場合によってはただの余剰金にと、受けたダメージは人によって違います。
つまり、目的は様々です。これもまた一律給付のメリットでもあり、デメリットでもあります。
仕事のため、という前提があったとしてもケースバイケースです。
例えば家族経営の商店があり、そこでなにかダメージを負ってしまったのであれば、それはもうその店のために家族分の給付金を使うのはおかしいことではありませんし、そこは家族も納得してほしいところ。
その一方で、まったくのノーダメージの商店で、夫がたとえ自分の仕事のために使うとはいえ、その金額をすべて使われてしまうのもおかしな話かもしれません。
これは一か月前より危惧していたことではありますが、10万円については家庭内で用途をよく話し合われる必要があります。ただでさえストレスが増え、ぴりぴりしている社会の中、この給付金のせいで家庭内までストレスが増える可能性もありますが、もうこれは家庭の考え方に任せるしかありません。
実際に振り込まれた後よりは、手続きする前にこの10万円の使い道については、みなさんもよくご家庭で話し合うようにしてくださいね。