スマホはとても多機能で、それ自体が電話、テレビ、パソコン、音楽プレイヤーなど、多くの機能を有しています。
それは同時に、多くのコンテンツや機器がスマホに集約されるということで、今までも、そしてこれからもスマホと連携される形で発展していく家電やコンテンツは増えていくと思われます。
赤外線通信が復活へ
昔のガラケー時代は、赤外線通信が当たり前の機能としてありました。
ある一定の年齢層の方は、赤外線で連絡先交換をしたという経験をしたことがある人も多いと思います。
しかし近年、スマホが台頭してからはこの赤外線通信はすたれていきました。代わりにBluetoothやWiFiを使ったデータのやり取りが当たり前になっています。
そんな2020年にて、なんと赤外線通信が復活する兆しがあるというニュースがありました。
一部のスマホで「赤外線通信」が復活。どうして?(PHILE WEB) – Yahoo!ニュース
中国のシャオミという会社は日本ではまだそこまで有名ではないですが、スマホメーカーとして認識している方も多いと思います。しかしこのシャオミは中国では多くの家電も手掛けている、大手家電メーカーとなっています。
そんなシャオミが新しく発売するスマホには、なんと赤外線通信がついているようです。
ですがこれ、データ通信用の赤外線通信ではなく、多くの家電のリモコンとして使うためのものとなっています。例えばスマホを部屋に置いておき、アプリでテレビやエアコンを操作するだけでなく、音声アシスタントなどでも利用することもできそうですね。
そういえば、ガラケー時代も家電を操作できるアプリがあったような。懐かしいね。
家電のWiFi対応は難しい
少し前は、家電のWiFi対応が標準になると思っていました。外にいてもWiFiを使って家の家電を操作できるもので、エアコンなど外で操作できると、帰宅時に快適な温度になっているという使い方ができますね。
しかしこれ、実は法律の壁もあり、思った以上に普及が進みませんでした。さらにそもそもエアコンやテレビなど、家電ってそうそう買い替えるものでもありませんからね。家電自体がWiFi対応になるのは、けっこう時間がかかりそうです。
そこでスマートスピーカーの登場とともに静かに注目されているものが、リモコンのWiFi化です。つまり、WiFi接続されたリモコンをネットで操作することによって、家にある多くの家電をコントロールするということです。
スマートリモコンなんて言い方もしますが、数千円で買えるものも多く、音声アシスタントやスマホで家電をコントロールするにはそちらの方が利便性が高そうです。
スマホの赤外線通信搭載も悪くないですが、これだと結局外出中のコントロールはできないということで、これからの世の中に一般普及するかといわれると、しないかなと思っています。
家電のスマート化は興味がある
先日、家の鍵を電子化したという話をしましたが、次はやはり家電のスマート化は興味がありますね。これからの季節、エアコンをコントロールできるのはありがたいです。
スマートスピーカー、スマートリモコンはどちらも程よい金額ですし、ちょっと試してみたい気持ちもありますね。