都知事選あれこれと、彩雨票の行方は!?


今週末は都知事選です。

この都知事選についてはしっかりとブログでまとめたい、と思っていたのですが、なかなか筆が進みません。

選挙ポスターあれこれ

今回の東京都知事選は立候補者が最多となっています。その数はなんと22人です。

でも東京にお住まいの方は街に選挙ポスターが掲示されているのを見ているかと思いますが、22人すべてが貼ってあるところは少ないかもしれません。

実はこの選挙ポスター、候補者陣営がそれぞれ自分で貼らなくてはなりません。東京はかなり広いので、全部に貼るってなかなか大変なことですよね。

ところで、選挙ポスターといえば立候補していない堀江氏の顔写真がいっぱいあるということで話題になりました。実は選挙ポスターは自分の顔写真じゃなきゃいけない理由はありません。似顔絵でもいいし、文章だけでもいいのです。でも普通は顔写真を載せるでしょ、っていう話なだけで。

ホリエモン新党やN国など、立花氏はこういう仕掛けが斬新ですね。ルールの裏を突く新しい選挙戦を行っています。

選挙に出るために

選挙というのは、年齢などいくつかの条件を満たせばだれでも出馬することができます。例えばなにかのテストにクリアしなきゃいけないとか、そういうルールはありません。

その条件の中に300万円を用意するというものがあります。それが供託金です。

この供託金、お金を預けるわけですが、落選しても戻ってくるケースとそうじゃないケースがあります。有効得票数の10%の票数が集まった人は、お金が戻ります。とはいえ1割の票を集めるというのは少ないようでけっこう多く、今回もほとんどの人が没収されることになるでしょう。

無所属の人は自腹でしょうし、どこかの党に属している人はそこからお金が出ることもあるでしょう。ただどちらのケースにしても、それなりの寄付金も集まりますし、お金はあるということです。

逆にいえば、300万円くらいの寄付も集められないくらいの人が選挙にでる資格はない、ということなのかもしれません。

ちなみにこの供託金がなんのためにあるかというと、もしこの制度がなければみんなが選挙にでちゃいますよね。ネタで立候補しちゃえ、みたいな人を防ぐためのルールです。立候補者が100人とか200人になったら収集がつかないわけで、そういったことを防ぐ効果もあります。

誰に投票する?

じゃあ肝心の、だれに投票するのかという話ですが、このあたりが筆が進まない理由でもあります。

今回、政見放送で奇抜なことをする人が多く、そういったところも話題になっていますね。300万円で政見放送の枠を買っているだけ、という言い方をする人もいますが、その考え方もたしかにあるかもしれません。

立候補しても、まず当選しないだろうと話題に上がらなかったり、ネタに走るような候補者のことを泡沫候補なんて言い方もあります。泡のように消えてしまうということです。しかし自分はあまり泡沫候補という考え方は好きではありません。

民主主義ですので、いろいろな人が立候補していいと思います。

一人ずつ細かく解説したり、分析したりをしようとも思ったんですが、なんだかなぁというところでボイスアヤノ.メでちょっと触れる形にしておこうかなと思います。