三密も世界標準へ?3Cは世界で普及するのか


感染者数が増えている中、集客可能なイベントも徐々に動き始めている7月となっています。

ソーシャルディスタンスに加え検温、消毒なども実施しているため、入場にはどうしても時間がかかってしまうという制約があります。

長蛇の待機列は他人ごとではない

Jリーグも集客をするようになりましたが、先日行われたベガルタ仙台の試合で、試合開始にお客さんが入りきれなかった、ということがありました。

これはけっこう他人ごとではないということで、ライブハウスでもし集客ライブをやるようになった場合、この入場までの問題をうまくこなすことができる方法を考えなくてはなりませんね。

配信も合わせてやるとなると、開始時刻を遅らせることも難しくなります。

待機列とソーシャルディスタンス

先日、コミケの入場者でソーシャルディスタンスを取ると東京から名古屋までの距離になるというツイートが話題になっていました。

これはもちろん冗談の話ではありますが、実際問題として、ソーシャルディスタンスをとって待機列をなした場合、検温などで入場に時間がかかるのであればそれなりの長蛇の列になる可能性があります。

近隣の商店への迷惑、その日の天候などの問題もあり、ソーシャルディスタンスを取りながらもどうスムーズに、どう円滑に対応していくかも考える必要がありますね。

どうしてもこのソーシャルディスタンスについては制約が厳しく、定義を少し見直してはもらえないかといったところが本音ではありますが、感染者数が増えている中、今はその議論はできなさそうですね。

3C回避は世界標準になるか

日本では三密という言い方をしますが、こういったソーシャルディスタンスに関しては日本だけではなく、海外でも同じように列に対して距離をとるなどの密集を防ぐための試みは行われています。

現在WHOは日本でいうところの三密に当たる3Cを呼び掛けています。

WHOが「3密」=「3C」回避を呼びかけ 新型コロナ(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュース

世界がどのレベルまでこういった対策をしているかわかりませんが、こればかりは考え方や国民性の違いもあり、考えようによってはこういう形で生活の仕方にいろいろ上から言われることを嫌うというところもあり、日本人が思っている以上に難しいところもあるかもしれません。